PR
探偵のもとに、初恋の人や昔の恩人、あるいはそのお墓を探す依頼が舞い込むことがあります。
依頼者は、相続手続きを終えた人や余命宣告を受けた人が多い。
人生の最後にやり残したささやかな願い事。
こうした調査を「終活調査」という言葉でひとくくりにして、事例とともに紹介します。
(株)MJリサーチ 取締役 若梅秀孝 氏
相続関係調査への注力は同社の大きな特長のひとつ。
若梅氏は経験20年以上のベテラン探偵であるとともに、相続診断士の資格も持つ。
相続・終活関連の講義や講演も行っている。
MJリサーチ 探偵業届出番号:東京都公安委員会 第30200349号
上記のようなことは、元気なうち、まだ先があるうちは、心をよぎることはあっても、なかなか実行はしないものです。
「今さらそんなことをしても」という考えが浮かびますし、費用も気になります。
しかし、明確に死を意識し、この先もう何も残されていないことを実感した時、こうしたささやかな願いが切実な願望となって浮上するようです。
具体的なタイミングはこの2つです。
配偶者の死などを契機に相続対策に取り組む人が多いですが、その中で多くの人が感じるのが次のことです。
「自分の死後の話ばかりで心が晴れない。自分自身、人生の最後にやりたいことは何なんだろう?」
そして上記のようなことがふと浮かび、時とともにどうしてもやりたいことに膨らんでいくのです。
余命宣告を受けて、相続手続きをしている場合などは、タイムリミットが迫っているので、より切実です。
病床で相続会議をする中で、妻子など相続人が一丸となって実現に協力する光景がみられます。
「お父さん自身が最後にしたいことは何なの?みんなで実現してあげる。」
相続対策では、相続人とともに遺産を遺して去っていく被相続人もハッピーになるべきだと考えます。
上記のような調査を実行できるのは探偵です。
人生の最後にたった一人の女性だけが心に焼き付いて離れないのはよくあるケースのようです。
付き合った相手とは限らず、ほとんど交流もなかった淡い恋慕の場合も多いです。
依頼者は、財産はあるが身寄りのないお一人様の男性でした。
法定相続人もなく、遺贈寄付したい人や団体も思い当たりません。
そんな中で、どうせなら初恋の女性に財産を渡したいという気持ちが強まっていったそうです。
その女性とつきあっていたわけではなく、現在の住所もまったくわかりません。
しかし、その後はどんな人生を送ったのか、家庭を持って幸せに暮らしているのかも知りたいとのことでした。
発見できても、相手が承諾しない限りは住所は教えられないという条件で受任しました。
現在わかっている断片的な情報から過去を探り、初恋の女性の所在が判明。
相手は既婚で子供や孫までいることがわかりました。
相手は依頼者の男性についてかすかな記憶すらなく、まったく心当たりがないそうです。
当然、大変驚かれていましたが、調査の趣旨については納得いただけました。
ただ、家庭は円満なので依頼者からの財産を受けるわけにはいかないとこと。
お気持ちは嬉しいので、せめて手紙は書きたいとおっしゃいました。
依頼者には初恋の方の住所は教えず、預かった手紙をお渡ししました。
玄徳 こういう場合、相手が承諾しないと住所は教えないという条件付きになるわけですね。
若梅 個人情報保護の対象です。ストーカーを誘発する危険がありますからね。
玄徳 実際に事件が起きてから、コンプライアンス規制が厳しくなりました。
若梅 探偵は調査対象の人権にも配慮する義務があります。
玄徳 同じ人探しでも、出奔したばかりの家出人の場合とは探し方が全然違うのでしょう?
若梅 ノウハウはまったく別で、こちらの方がずっと難しいです。
玄徳 まず、聞き込みの上手な探偵がいないと無理ですね。
若梅 加えて、さまざまな情報源を駆使して探すことに慣れている必要があります。どこの探偵社でもできる仕事ではありません。
最後にご挨拶したい相手が、恩師や恩人の場合もあります。
特に感謝を伝えられないまま疎遠になってしまったとか、不義理・不和を謝罪できていない場合。
それが最後の心残りになるようです。
依頼者は、余命宣告を受け、入院中の男性でした。
病床で相続対策や遺言書作成を行っていました。
自身の気持ちをお聞きすると、最後に、10代の頃お世話になった学校の先生にお礼と詫びが言いたいとのこと。
きちんと手続きしてくれたことに感謝している相続人たちも、被相続人の最後のお願いを実現してあげたいとの意向です。
こうして依頼に至りました。
被相続人は高齢であり、覚えている情報も限られていました。
友人知人もすでに多くの人が他界していると予想されました。
困難な状況の中、学校関係の資料をもとに聞き込みを続けた結果、対象の先生を所在を発見。
ただ、対象の先生はさらにご高齢のため、依頼者にお会いすることは望まれませんでした。
依頼者からの手紙をお渡しししたところ、先生もお手紙を書かれました。
封筒には、当時のお二人が映っている写真が同封されていました。
二人の間に何があったのかはわかりませんが、依頼人は心のつかえが取れたご様子でした。
玄徳 高齢の方の昔の知人探しは情報源が風化・消失しているので大変ですね。
若梅 難易度は高いです。いずれにせよ、家族の依頼による家出人探し以外の人探しは、引き受ける探偵社が少なくなっています。
相続対策を進める中、配偶者や子供には話しづらいお願いをされることがあります。
このケースもそうで、担当の弁護士経由で依頼が来ました。
既に亡くなっている昔の恋人のお墓が知りたいとのご相談です。
昔の事を思い出し、せめてお墓だけでもお参りしたいとのご希望でした。
当時の情報から対象の最終所在地が判明。
そこの近隣住人からの情報で、おおよそのお墓を特定しました。
次に霊園やお寺などに聞き込みを行い、現地にて対象のお墓を特定。
死亡者の個人情報については、個人情報保護法の対象外なので、依頼者にすべて報告しました。
後日、家族には内密にしてお墓参りに行けたとのことで感謝されました。
玄徳 このケースでは最後に暮らしていた場所のそばにお墓が見つかっていますが、そこからは遠い故郷の一族のお墓に埋葬されている場合もありますね。
若梅 そうです。聞き込みは霊園やお寺に行っていますが、もしクリスチャンなのにその情報を事前に掴んでいなかったら、無駄足になります。
玄徳 あらゆる可能性を想定して、わずかな手がかりを辿って探していくのですね。
若梅 そういう意味でお墓探しは人探しとノウハウが似ているんです。
玄徳 「お墓探しのプロは探偵」という認知がもっと世間に広まってほしいものです。
若梅 本当にそう思います。
玄徳 このケースでは依頼者がお墓参りに行っていますが、病床にあったりして行けない場合はどうするのですか?
若梅 遠方の場合など、墓探しのついでにお墓のそうじまで頼まれることもあります。そういう時は清掃した後の写真を送ります。
【相続診断士探偵 若梅氏】
トップページでも紹介しているMJリサーチは、大手で20年以上の経験を積んだベテランたちが作った探偵社。
ここは相続関連の調査に専門的なノウハウを持っています。
中核メンバーの若梅氏は相続診断士の資格を持つ探偵。
相続のことを理解していてコミュニケーションの手間が省ける探偵が必要なら、MJリサーチがおすすめです。
トップページでも紹介している、大手で20年以上の経験を積んだベテランたちが作った探偵社です。
浮気調査や家出人捜索に留まらず、人生全体のお困りごとを解決する「トータルライフケア」を標榜。
相続関係調査に強いレアな探偵社
高齢化社会のトータルライフケアの一環として、相続関連の調査に注力しています。
この調査の中核メンバーは、相続診断士の資格を持つ若梅探偵。
一般社団法人 相続診断士協会のセミナーで、講師として登壇もしています。
相続のことを理解していてコミュニケーションの手間が省ける探偵が必要なら、MJリサーチがおすすめです。
【MJリサーチの業務内容内訳】
探偵社は大手でも浮気調査が7割以上、零細・個人では浮気調査しか知らない所が多いです。
相続・終活関連の調査が4%もあるのは異例で、この分野では間違いなく国内トップクラスの探偵社です。
当社は税理士、弁護士、司法書士、保険業者など、提携エキスパートとの連携を密に調査を進めることが可能です。
依頼者様の手を不必要にわずらわせず、全体を視野に入れた最適な調査や提案をしていけると思います。
ご依頼をお待ちしております。
探偵の仕事を依頼件数順に並べると、平均で浮気調査7割、人探し2割、その他1割くらいです。
(MJリサーチは上記の図のように少し違いますが)
人探しは探偵の主要業務のひとつであり、人探しのプロといえば探偵なのです。
2種類ある人探しの仕事
しかし、人探しと一口に言っても大きく2種類あり、探し方が全然違います。
1.出奔して間もない家出人
いなくなって間もない家出人を、家族の依頼で探す調査です。
家出人の行動傾向は統計的にわかっており、見つかりやすい場所を人海戦術でしらみつぶしに探します。
これをローラ―調査といいます。
2.失踪人や昔の知人
失踪人というのは、家出人と違って、いなくなって長い時間が経っている人のことです。
一般的な語義と合っているかどうかはわかりませんが、ここではそういう意味で使っていると理解してください。
こういう人はローラー調査ではなく、聞き込みと住宅地図や名簿などの情報走査で手がかりを追っていきます。
昔の知人の探し方も同様です。
お墓探しは人探しに似ている
生者・死者ともに戸籍情報はお役所が管理していますが、埋葬地の情報はありません。
病院で亡くなっても病院はお墓の場所を知らないし、事件で亡くなった場合も警察は墓地の場所まで記録しません。
人の埋葬地の情報を一元管理している組織はなく、コツコツ探すしかないのです。
そして、その探し方は「2.失踪人や昔の知人」の探し方によく似ています。
それゆえ、お墓の場所を探すプロは、実は探偵なのです。
これは世間にあまり知られていない事実です。
本サイトの読者に対してMJリサーチはクーポンを発行してくれています。
メールやLINEでの申込ではクーポンコード「MJR15」を記入すると、基本料金が無料になります。
また下記電話では自動でクーポン適用となります。
フリーダイアル: 0078-6009-0036
(※スマホからは上記番号をタップしてかけられます)
相続や相続関連調査に関係のあるお役立ち情報を紹介していくコーナーです。
終活アドバイザー
リアライフ香川
株式会社ミレオン