事業家を装い、結婚を匂わせることで会社は一心同体と信じさせ、架空の事業に貯金をつぎ込ませる詐欺が大流行です。まずは事業に実態があるのかチェックすべきです。
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想定する読者:20〜30代の娘を持つ親。「娘が彼氏の事業資金を数十万〜数百万円単位で貸している」と聞いて不安な人。
課題:「だまされていないか?」「親として止めるべきか?」が分からない。
記事内容:
最近増えている結婚詐欺の多くは、
「起業」「投資」「新規ビジネス」 を口実にお金を引き出す手口です。
こうした“将来性を感じさせる話”は、恋愛中の女性を安心させ、応援したくなる心理を利用した典型的な詐欺の構図です。
特に最近の詐欺師には、次の特徴があります。
親が違和感を覚えるとき、その直感は当たっていることが多いものです。
詐欺を見抜くうえで、会社・事業の実態確認が最重要です。
難しいことはありません。親でもできます。
●法人番号の確認
法人名を聞いて、国の法人番号検索で調べる。単に「法人名 法人番号」を検索してもOK。
→ 出てこない場合はかなり危険。
●所在地の確認
Googleマップで実在するオフィスかどうかを調べる。
→ レンタルオフィス・転送サービス専用住所は要注意。
●固定電話の有無
“社長”を名乗るのに固定電話がないのは不自然。
●公式ホームページの透明性
今時ホームページがないのはかなり不自然。
これらが曖昧な場合は警戒。
●事業説明に一貫性があるか
成功話や夢の話ばかりで、数字・仕組み・取引先が曖昧な場合は危険。
●個人事業主の場合の最低限チェック
●【物販の場合】商品を見せてもらう
これは極めて有効な方法です。
「仕入れている商品」
「在庫」
「売れている証拠」
これらを見せられない事業者は、ほぼビジネスが存在していません。
→ 商品の実物を見せてもらえない物販は、詐欺の可能性が極めて高い。
●これらの確認で「実態が見えない」なら詐欺濃厚
ここで曖昧なら、もうこの時点で十分に危険シグナルです。
「娘は彼氏のことを信じているから、親が言っても聞かない」
こういうケースは非常に多いです。
そこで役に立つのが、探偵の素行調査です。
●素行調査が特に有効な理由
人は「見られていない時間」に本性が出ます。
事業が本物なら、普段の行動にも一貫性があります。
偽物なら、調査で“矛盾だらけの生活”が必ず出てきます。
●調査報告書は娘を説得する最強ツール
娘自身も心のどこかで不安に気づいています。
しかし、
こうした心理から、動けなくなっています。
そのとき、探偵の報告書には強力な力があります。
“目で見る事実”は、娘の心に最も深く届く材料です。
親が感情的に責めるより、はるかに効果があります。