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妻の浮気は、男の浮気と傾向が違います。
男は家庭をキープして遊ぶのに対し、女はともに生きる相手を上書きしていきます。
発覚した時には手遅れな事も多く、早期に手を打たないと危険です。
数知れない妻の浮気を見てきた探偵への取材で得た情報を中心にお届けします。
男は離婚せずに遊ぶ
男は家庭をキープした上で愛人を作りたがる傾向が顕著で、その意味で浮気は多くの場合、遊びです。
ハーレムを作ってできるだけたくさんのメスに子を産ませるオスの動物的な本能だとする説も。
その是非はともかく、結婚したまま愛人を持つ理由はほかにも考えられます。
妻は家族として愛しているが、セックスの相手に若い女が欲しい場合もあります。
妻の加齢に伴い、若い女でないと興奮しなくなってくるのです。
しかし、妻をまったく愛していない場合も、離婚は男にとってハードルが高いです。
慰謝料や養育費を払う立場になるのは、たいてい稼ぎの多い男の方です。
住宅ローンがあるが、現状はオーバーローンで家を売るに売れず、身軽でないという場合もあります。
また、社会的信用にも影響があり、特に銀行員などお堅い職業ではそうです。
昔から、離婚すると出世コースからはずれると言いますが、今も多分にあるそうです。
だから、妻を愛しているにせよ、いないにせよ、男は家庭は保ったまま、愛人を作るのです。
女は1人の伴侶と暮らす
しかし、女は一緒に暮らしていく、一緒に生きていく一人の男を常に選んでいる傾向が顕著です。
今の夫に添い遂げて後悔はないのか?
新しい男と暮らして幸せになれそうか?
そんなふうに考えていて、選択肢は今の夫と新しい男の二択で、共存維持は視野にないのです。
一時に一匹のオスの子しか身ごもれないメスの動物的本能と説明する人もいます。
このことを捉えて、あるベテラン探偵は「女の浮気は就職と同じ」と表現します。
某社ベテラン探偵の談話
女の浮気は就職と同じです。
新しい仕事が決まったら、元の会社は辞めるでしょう?
行動を起こす基準は、新しい男と生活が成り立つかどうかだけ。
相手の離婚やお金の問題などで「まだ」と判断したら、ポーカーフェイスで浮気を続け、時が来るのを待ちます。
「行ける」と判断した時点で、もとの家庭はあっさり捨てます。
だから、発覚した頃には手遅れということが多いのです。
「新しい男と新しい人生を生きる」と最終決定してしまった後では、それを覆すのはほぼ不可能です。
その場合、発覚というよりも、わざとバレるようにやって、煽って楽しんでいることすらあります。
というわけで、妻の浮気にはなるべく早期に手を打たねばなりません。
(原一探偵事務所の探偵K氏 談)
妻の不倫を相談してくる男性には、次の3つのどれか、または複数に該当することが多いそうです。
1番目の条件は、具体的には、消防士、警察官、看護師などで、妻が安全に浮気をしやすい環境があるということだと思います。
確実に安全な時間帯があれば、たとえ配偶者に不満はない場合でも、魅力的な相手が誘ってくれば、つい遊んでしまいやすいのではないでしょうか。
まして配偶者に不満がある場合は、「これを利用しない手はない」と考えても不思議はないでしょう。
2番目の条件は、具体的にはエンジニア、会計士、銀行員など。
逆に不動産の営業マンのような外向的職業の男性からの相談はほとんどないそうです。
1番目の条件は妻の浮気のしやすさに関するものですが、2番目と3番目は夫の性格に関するものだと思われます。
優しいところが好きで結婚したが、だんだん内向的なところが物足りなくなって、妻が浮気をする。
しかし、夫は性格上、デリケートな問題については、妻と真正面から向き合って話し合えない。
一人で抱え込んで高まった苦悩から逃れるために、探偵社に相談に来るパターンが多いようです。
外向的な性格の男性の妻も浮気をする場合はあるでしょう。
しかし、夫が直談判して自分で解決してしまうので、探偵社への相談に至らないのではないかと思われます。
では、妻はどこで浮気相手と知り合うケースが多いのか?
前出の探偵K氏によると下記がベスト3です。
有職主婦の出会いはやはり職場
1番目は職場。仕事をしている男性が一番輝く職場は、やはり一番危険な場所です。
上司が多いですが、同僚、後輩や取引先の人の場合もありますし、出入りしている宅急便のお兄さんだったケースもあるそうです。
女性の浮気は、都心部よりも郊外~田舎に多いのですが、田舎では工員同士の不倫がよく見られます。
子供関係も出会いの機会
2番目は、例えば子供のサッカーのコーチといったケースが多いそうです。
子供の習い事の付添はママが多いですが、中には熱心なイクメンもいます。
子供のことは妻に任せてほったらかしの夫と、子供と一緒に時を楽しめる素敵なパパをどうしても比べてしまう。
そして、そういうパパと関係ができてしまうケースも多いそうです。
今は同窓会よりSNS
3番目は、LINEやFacebookでつながった同級生や元カレです。
昔から同窓会は不倫が始まるきっかけでした。
しかし、今はそんな滅多にない機会を待つ必要はありません。
スマホで簡単に探して連絡が取れる時代です。
同級生や元カレ以外の相手も含めて、SNSをきっかけとした浮気は激増しています。
男の浮気相手の特徴
では、知り合うきっかけ以外に妻の浮気相手の特定の傾向はあるか?
男性の浮気相手の女性については、ほとんどの場合、妻よりブサイクという傾向があります。
美貌ではなく、気遣いがあって落ち着ける女性を求めるようです。
女が求めるのは金持ち男ではない
K氏の経験では、妻の浮気相手には特定の傾向はなかったそうです。
しかし、相手が裕福な男という傾向はなかったともいいます。
つまり、妻が浮気をする時、相手の男の経済力は問題ではない。
それ以外のものを求めていることが多いということになります。
「自分は高給取りでいい生活をさせてやっているから、ほかの男のもとに走ることはないだろう…」
そんな風に考えているなら、甘いということです。
女性の浮気は確信犯で、男のように人目を気にしてこそこそしません。
尾行していても、相手と合流したとたんに、いかにも恋人らしくベタベタすることが多いそうです。
「もうこの人と生きていく」「今の家庭は捨てる」と決めた後なら、ますますそうなるでしょう。
原一探偵事務所の上級アドバイザー高野氏に聞いた話です。
「一線は越えていない」と信じる
話を客観的に判断すれば、どう見ても深い仲になっている。
そんな状況でも、決まって「まだ最後の一線は越えてないと思うんだが・・・」と言われるそうです。
苦悩し、病んでいく
男性の相談者は奥さんを非常に愛しているケースが多いとのことです。
妻の浮気が信じられなくて苦悩し、相談に来るたびにどんどん病んでいくとか。
自分で調べる
もうひとつの特徴は、自力でかなり浮気調査した上で相談に来ているということ。
男性の相談者の場合、ほぼ100%だとか。
中にはプログラミングを使ったハイテクな調べ方をしていた人もいたそうです。
このように、一人で調べ上げて一人で苦悩する方が多いです。
調査後は一転決断する
しかし、事実が判明した後は行動の方向性が明確になりやすいのも男性の特徴です。
7~8割の方は浮気相手と別れさせて関係回復する努力をされます。
ただ、これは最初から述べているように、うまく行かないケースも多いです。
特に関係が進行していて「新しい男と生きる」と決めた後では、覆すのはほぼ不可能です。
一方、残りの2~3割の男性は急激に醒めて、離婚を選択されるそうです。
特に50代以上の男性ではそういうケースも多いそうです。
奥さんの浮気は早めに手を打つことが何よりも大事です。
「新しい男と生きる」と決められてからでは、気持ちを変えることはどんなに説得してもほぼ無理です。
苦悩されるのはわかりますが、一人で抱えて悩んでいる間にも時間は経過して、相手との仲は深まっていきます。
自力調査も同じです。
それに自力調査はバレると相手が隠蔽工作をするようになるので、その後の動きがつかめなくなってしまいます。
バレない調べ方もお教えするので、早めに相談に来ていただきたいです。
(原一探偵事務所の高野アドバイザー 談)
さて、ここまでの記述で描いた男性の相談者とは異なるタイプの男性も1割ぐらいいます。
それは妻の浮気自体に苦悩してということではなく、親権獲得が目的の方。
協議で合意できなかった場合、家庭裁判所の判断を仰ぐことになりますが、日本の家庭裁判所では母性神話が健在です。
「子供は母親と暮らす方が幸せ」という古い固定観念で凝り固まっていて、母親がどんな人間でも親権を渡す判定をしがちです。
「あんな母親失格の女に親権を渡すわけにはいかない。」
「しかし、このまま普通に協議決裂⇒家裁と進めば、親権は取られてしまう。」
現実を知って絶望し、何か救いの一手がないかと探偵社に相談に来られるのだそうです。
高野氏はそういう方にも対策を指導して喜ばれているとのことでした。
妻との関係回復が可能な場合、再発防止のためには浮気相手と完全に縁を切らせることが大切です。
ただ、これは現実にはなかなか難しいことで、ほとぼりが冷めると焼け木杭には火が付きがちです。
完全に縁を切らせる方法として、ある弁護士の本に慰謝料の活用が紹介されていました。
下記のいずれかを行います。
原一探偵事務所のような大手有名探偵社は、必ず離婚や親権に精通した弁護士と太いパイプを持っています。
この対策があなたのケースに適合するかどうかも含めて、探偵社に相談してみてはいかがでしょうか?
下記のリンク先では、しっかりした調査をリーズナブルにやってくれる探偵社を紹介しています。
写真とインタビューを多数収録した生の姿がわかるサイトなので、ぜひチェックしてみてください。
慰謝料を請求する
浮気調査の証拠が取れた後にどうするつもりですか?
それも考え始めましょう。
不貞行為(浮気のこと)は不法行為であり、損害賠償請求が可能です。
慰謝料の請求は、浮気再発の防止効果もあります。
慰謝料請求は、弁護士を立てずに自分ですることもできます。
まずは内容証明郵便を送っておくのが効果的です。
いずれにせよ、相手の住所と名前が必要です。