【子供のいじめ対策:証拠があれば形勢逆転できる!|探偵コラム】

子供とPTAだけでは解決できない時代が来ている

「いじめっ子は昔からいた」とか「いじめらられる側にも原因がある」と言う人もいますが、今のいじめの現状を知らない人です。

 

本当に陰湿で凄惨な行為が行われるようになっており、自殺や殺人が頻発しています。

 

しかし、事件が発生しても学校や教育委員会は往々にして保身と事実隠蔽に走り、被害者を保護してくれません。

 

こうした現代のいじめの実態と、探偵による打開の試みについて紹介していきます。

 

常軌を逸したいじめ事件の実例

まず、近年ニュースになって有名ないじめ自殺・および殺人事件を拾ってみました。

 

旭川女子中学生いじめ凍死事件 2021年2月発生。いじめに遭ってPTSDになっていた北海道旭川市の女子中学生が氷点下17度の夜に家出し、公園で凍死した状態で発見された。いじめグループは自慰を強制したり、警察に母親の虐待を信じさせたり悪質だったが、学校は事実解明に消極的な姿勢を続けている。
町田市小6女児いじめ自殺事件 2020年11月、東京都町田市で小6の女子がいじめを訴えて自殺。生徒一人一人に貸与されていたタブレットに悪口が書き込まれていたが、事件後に消去されており、校長はハッキングが原因と述べた。
川崎市中1男子殺害事件 2015年、川崎市の中学1年生男子が仲間に呼び出され、体中をカッターナイフで切られた後に真冬の川で泳がされ、最後に刺殺された凄惨な事件。
呉市少女LINE殺人事件 2013年、広島市の専修学校の16歳の女子生徒が元同級生のグループに暴行殺害され、山中に遺棄された。きっかけは主犯格の批判的なLINEコメントに被害者が応酬し、主犯格を怒らせたこと。
大津市中2いじめ自殺事件 2011年10月、滋賀県大津市で中2男子がいじめを苦にして自宅マンションから飛び降り自殺。当初、学校は原因をいじめではなく、家庭環境の問題と発表。世間の批判を浴び、第三者委員会発足。
名古屋中学生5000万円恐喝事件 名古屋市の中学1年生が同級生の少年2人から累計5,000万円以上の大金を恐喝された事件。期間は1999年6月から2000年1月までの8カ月で、被害者は裕福ではなく母子家庭だった。

 

自殺や殺人に至って事件化するのは氷山の一角で、大人の想像を絶するようなことがしばしば行われています。

 

いじめの調査に探偵として先駆的な取り組みをしてきたT.I.U.総合探偵社・阿部泰尚氏によれば、性犯罪の低年齢化も最近のいじめの一側面だそうです。

 

下記のようなAVを超越したいじめは頻発しているとまでは言えないが、決して稀で極端な例外ではないそうです。

 

例えば生徒による同級生の管理売春の調査案件は、年に4〜5件受注するそうです。

 

性犯罪的いじめの実例
  • 普通のパーティーめかしていじめの対象を招き、最初は性的な悪ふざけを装って、複数の男子で輪姦し、それを女子がスマホで撮影する。
  • 荒れた学校ではなく、しばしば進学校で、真面目で優秀とされる生徒が、同級生に援助交際・売春を強要する。

 

いじめ探偵・阿部泰尚氏

探偵としていじめ問題に取り組んだ先駆けは、東京・目黒区でT.I.U.総合探偵社を営む阿部泰尚氏です。

 

いじめや児童虐待といった新しい調査カテゴリーはこの方が開拓されたもので、この分野の第一人者として各メディアに出演しておられます。

 

いじめに関する阿部氏の著書
  • 「いじめと探偵」 幻冬舎新書
  • 「保護者のためのいじめ解決の教科書」 集英社
  • 「いじめを本気でなくすには」 KADOKAWA

 

著書ではさまざまな調査実例が載っており、迫真性に圧倒されます。

 

客観的な証拠を押さえることで、無視しようとしていた学校や加害者親子の態度を覆していく様には爽快感さえ覚えます。

 

この方のやり方は、いじめられている子供自身の協力を得ながらやるものが多く、子供と親の厚い信頼を得る特別な資質を感じます。

 

いじめグループを崩壊させる心理的戦略にも長けています。

 

どこの探偵でもできるとは思えません。

 

マンガ「いじめ探偵」

阿部氏は「いじめ探偵」というマンガの原作も手がけておられます。

 

小学館「ビッグコミックスピリッツ」編集部がお届けする無料WEB漫画サイト「やわらかスピリッツ」で読むことができます。

 

いじめに遭う様々な子供たちとそれを助けて問題を解決していく探偵の物語で、実体験がベースになっています。

 

阿部氏に頼んだらどんなことをしてもらえるのかを理解するには、活字よりこの漫画の方がいいかもしれません。

 

証拠があれば事態は逆転できる!

阿部氏の著書を読んでいてわかることは、証拠があれば形勢を逆転できるということです。

 

普通に被害を訴えても学校や加害者の父兄が対応しようとしない場合、感情的に対応してもムダです。

 

学校関係者はなるべく波風を立てずに過ごしたいし、わが身が可愛い。

 

加害者の親も善悪の区別以前に我が子がかわいい。

 

被害者が感情的になるほど、モンスターペアレントに仕立てられたり、自殺の原因は家庭環境の問題とされたりします。

 

しかし、客観的な証拠を見せれば彼らの態度は一変します。

 

学校や教育委員会は「証拠があるのにしかるべき対応をしなかった」と社会から糾弾され、自分たちの出世や退職金に影響が出る恐怖に駆られます。

 

加害者の親は、我が子が少年院に送られたり、自分たちが損害賠償請求に遭うことを恐れて、自ら示談を申し入れてきます。

 

探偵の活用を検討してみよう!

さて、証拠というのは、例えばいじめグループの会話の録音やいじめの様子の写真・動画です。

 

こういうものを素人が独力で押さえようとするのは大変リスキーです。

 

例えば、行動調査(尾行と隠し撮り)のノウハウは、対象が浮気カップルであっても子供の集団であっても共通です。

 

最近、阿部氏の先例に倣って多くの探偵社がいじめの調査を受任していますが、その多くは単純な行動調査です。

 

阿部氏のやり方をそのまま真似るのは多くの探偵社にとって難しいことだからです。

 

それでもかなり有力な証拠がつかめる場合があります。

 

自分たちだけで事態を打開できない時、TIUの阿部氏なり、この調査ジャンルをやっている他の探偵社なりに相談すれば、何らかのヒントが得られるのではないでしょうか。