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「心の浮気」とは「気持ちのつながり。」
割り切った「カラダの浮気」以上に、ある日家庭を捨てる危険を秘めています。
「こころの浮気」を求めてしまう状況や対策について述べています。
「心の浮気」とは肉体関係はないが、相手に想いを寄せている状態です。
公式の定義がある言葉ではなく、辞書にも載ってはいませんが、広く使われ、検索されています。
ネット上の相談コーナーにも多くの相談が寄せられています。
その指す範囲は、下記のように幅広いです。
これもとても検索の多いテーマで、ネット上でも議論が見られます。
人によっていろいろな基準を持っています。
肉体関係はなくても「心の浮気」だけで許せないと感じる人は多いようです。
しかし法律上の「浮気」の定義は明確で、婚姻関係にあるのに他の人と肉体関係を持つことです。
これを「不貞行為」と呼びます。
不貞行為は様々な法的措置の原因になりえます。
慰謝料請求 | 不貞行為は民法上の不法行為(他人に損害を与える行為)であり、損害賠償を請求できます。 |
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離婚裁判 |
離婚したいのに相手が話合いによる離婚(協議離婚)に応じない場合、離婚判決を求める裁判を起こせます。 |
不貞行為の証拠と探偵の浮気調査
慰謝料請求や離婚裁判には、不貞行為の証拠が必要です。
証拠は「密室で2人きりで一定時間を過ごしたことを示す写真」が一番ポピュラーです。
つまり「ラブホテル出入りの写真」「愛人宅出入りの写真」などです。
こういう写真があると、2人は肉体関係を持ったと推定できると、昭和の昔から法廷で認められてきました。
不倫カップルを尾行してそんな写真を撮ってくるのが、探偵の浮気調査です。
「心の浮気」では無理
逆に言うと、肉体関係があっても証拠がないと慰謝料請求や離婚裁判は、現実的にできません。
まして肉体関係がそもそもない「心の浮気」の場合は無理です。
個人の心の中の出来事は、客観的証明もできないし、法律で縛ることもペナルティーを科すこともできないのです。
「心の浮気」と対比してよく使われる言葉が「カラダの浮気」です。
今の説明でわかる通り、世間で言う浮気、法律上の浮気は「カラダの浮気」のことです。
「心の浮気」と「カラダの浮気」はもちろん共存する場合もあります。
心から愛していてセックスもしている状態です。
セフレという関係
しかし、心を伴わない「カラダだけの浮気」もあります。
「セックスフレンド」、いわゆる「セフレ」です。
深く愛しているわけではない、もしくはまったく愛情はないが、セックスを楽しむ相手です。
「心の浮気」は、実は「カラダだけの浮気」以上に危険です。
ある条件が整った時点で一線を越えて「カラダの浮気」に進むにとどまらず、今の家庭を捨てるところまで行く危険を孕んでいます。
一線を越えるきっかけの例
ここで言う「婚姻生活の危機」というのは、何か決定的な出来事が起きて、「この人とはもう無理。」と思うことです。
それは大喧嘩とは限らず、埋めようのない価値観の違いを印象付ける小さな出来事かもしれません。
その時、以前から息が合う異性が自分のことを想っていることを知ったらどうでしょう?
「私はこの人と一緒に生きていこう。」と心を決めることは十分ありえます。
セフレのために家庭を捨てる人はいません。
浮気の証拠を押さえて問いつめれば、必ず謝罪してあなたの元に戻ります。
しかし、「心の浮気」は一気にあなたを捨てる決断をする危険を秘めているのです。
心の問題は咎めにくい
そしてもう一つやっかいなのは、「心の浮気」は何の証拠もなく、問い詰めようもない点です。
恋はパートナーの心の中だけの出来事で、現実にはまだ何もしていないのだから、証拠などあるはずもありません。
「カラダの浮気」なら探偵に浮気調査を依頼し、証拠を提示して迫ることができます。
「愛人と別れて私とやり直すか、離婚するか、はっきりして!」と。
しかし、「心の浮気」に対してはそういうアクションは取れません。
問い詰めても、パートナーは「『心の浮気』などしていない」と否定するでしょう。
そして問い詰めるほど、パートナーの心はあなたから遠ざかり、「心の浮気相手」に寄っていくでしょう。
家庭を崩壊させる危機が成長しているかもしれないのに、何も具体的な手を打てない点が、「心の浮気」の怖いところです。
「心の浮気」がどういうものかわかり、「カラダだけの浮気」より危険なことも理解できたと思います。
次はパートナーが「心の浮気」をしている場合にどうしたらいいかという問題です。
「心の浮気」をしてしまう状況はいろいろなものがあります。
地に足がついていない
あなたを愛していないわけではないが、今手にしている幸せの貴重さを十分理解していない状態です。
「もし別の人と結婚していたら、どんな人生になっただろう?」
「気になるあの人と恋仲になって新しい人生を始めるようなことは、起きえないだろうか?」
足元の人生を大切にしないで、絶えずそんな妄想に耽っています。
こういう人は病気や失業などの危機に身近な人のありがたさを思い知り、生きる姿勢が変わる場合があります。
強力な魅力を持った異性が現れた
ほとんどの人は結婚においてある程度の妥協をしています。
理想とは少し違っても、自分のレベルとの釣り合いも考えて、相手の良い面に納得して結婚を選びます。
しかし、もしある日、理想通りの異性が現れて好感触だったらどうでしょう?
「もしこの人ともっと前に出会っていたら?」
「恋が燃え上がってこの人と再婚するようなことは絶対に起きない?」
そんなことを一瞬も考えるなというのは、ちょっと無理なのではないかと思います。
あなただってそんな状況になったら、「心の浮気」を少しはしてしまうのではないでしょうか?
そんな異性が身近に現れたら、現在のパートナーに何の不満もなくても、心は動いてしまうでしょう。
どんな誠実な人でも、程度の差こそあれ、「心の浮気」を少しはしてしまうはずです。
パートナーに不満がある
この場合はもちろん、「心の浮気」を非常にしやすいです。
不満と言っても軽微なものから重大なものまでさまざまです。
結婚当時は理想的だったのに、時を経て変わったことに不満を持つことは多いです。
「あんなにカッコよかった(可愛かった)のに、今では太って、家でゴロゴロしている。」とか。
特に男性の場合、結婚生活が長くなると、性欲は旺盛なのに妻にはまったく興奮しなくなるということがよく起きます。
そういう時に自分の理想にピッタリの異性が現れれば、「心の浮気」を止めるものはありません。
パートナーへの不満がもっと大きくなると、相手に無関心とか、嫌悪感を抱くようになります。
条件さえ整えば別れたいというところまで行ってしまいます。
そうなると常に自分から「心の浮気」相手を探している状態になります。
一線を越える歯止めは愛ではなく、下記のような判断だけになります。
結婚を維持したい場合
パートナーを失いたくないのであれば、何度も問い詰めたりするのは逆効果です。
嫉妬で苦しむ姿を見せれば、相手は疎ましく感じ、心は逆に遠のく可能性が大です。
愛とサポートを維持する方が良策です。
パートナーにも必ず不調の時が訪れます。
体調不良、仕事の失敗、心の浮気相手の引っ越しや結婚など。
その時に「それ見たことか、ざまぁみろ」はNGです。
そういう時こそ、変わらずにサポートしてあげれば、あなたの良さを再認識するはずです。
自分の生活態度に問題が思い当たるなら、その改善も効果があるかもしれません。
離婚になってもいい場合
相手の答え次第では別れてもいいと思っている場合。
自分がもう必要ないなら、はっきりさせて自分も新しい道を歩み始めたい。
そう思っているなら、腹を割って率直にお互いの気持ちを話し合うのもいいかもしれません。
しかし、あなたが「心の浮気」だと思っていても、実際はとうの昔に肉体関係に進んでいるという場合もあります。
今まで探偵に取材して知った範囲で言うと、これは男性に多いです。
「妻はまだ一線は越えていないと思うんだが・・・」
話を聞く限り、どう見てももう男女関係になっているはずと思われる状況でも、そういうことを言う男性が多いそうです。
これについて思い当たる節があるなら、一度浮気調査をかけて事実をはっきりさせるのがいいかもしれません。