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HAL探偵社 探偵業届出番号:東京都公安委員会第30190235号
HAL探偵社の浅見社長のインタビュー記事を発見しました。
その要点を紹介したいと思います。
なお、HALさんは当サイトでも取材してみたい会社であり、実現の折には生の記事を掲載します。
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創業3年で15店舗!快進撃の秘密
HAL探偵社の創業は2012年。
創業者はなんと探偵出身者ではなく、ネット広告代理店出身の3人だそうです。
従来、探偵社の集客広告メディアといえば電話帳だったのですが、それがネットに移行し始めていました。
当時のサイトの様子をみて、「これなら自分たちの方が集客できる!」と思い、起業したそうです。
3年で全国15支店展開という急成長を実現しており、着眼点の良さと実行力が感じられます。
低コスト&低価格戦略
この業界に最初に触れた時の彼の感想は、「なんでこんなに高いのか?」だったそうです。
コスト構造を分析した結果、大幅なコストダウンが可能と判断。
価格は1/2~2/3くらいにできると考えたようです。
彼らにはネット広告業界出身ならではの具体的なコストダウン策がありました。
こうして彼らは出自とはまったく異質な業界に勝機を見出したのです。
インタビューでは経営施策の中身にも触れていました。
コストダウン策
大幅な低価格実現には大幅なコストカットが必要です。
その柱となる策が下記でした。
1番目の広告費ですが、探偵業は昔からその総コストに占める比率が高い業種です。
昔は電話帳広告に、今はリスティングやアフィリエイトなどのネット広告に大きな費用を投入しています。
だからこれを圧縮できれば、コストダウン効果は大きいです。
彼らはネット広告業出身なので、ネット広告運営について外部のIT企業に依存する必要がありません。
すると、少なくとも外注業者が稼ぐマージンくらいはコストダウンできることになります。
2番目のスマホの活用は、LINEやスマホカメラを含めての話です。
こうしたものは日進月歩です。
ほんの数年前はとても業務使用に耐えなかったものが、いつの間にか専門機器を超えていたりします。
LINEにはグループ通話ができるだけでなく、位置情報の送信や通信記録機能がある。
ゆえに機能では無線より上で、コストでは大幅に低いというのが彼らの意見です。
スマホカメラの進歩は顕著で、コンパクトカメラより簡単にいい写真が撮れるようになった。
これは、誰もが感じていることだと思います。
従来の専門機器には、高い、重い、かさばる、使いにくいという欠点があります。
他方、スマホはいじっていても怪しまれにくいという利点があります。
というわけで、彼らはスマホを使って安く済ませることにしました。
人件費の方は、1時間3万円あれば賄えると判断としたとのことです。
調査品質を犠牲にしていない方法
ここまで述べたコストダウン策は、どれも調査に悪影響を及ぼすものがない点に注意です。
尾行に失敗しやすくなるとか、写真の質が悪くなるとか。
依頼者が期待するべきもののいくつかを諦めるとか。
そういうものはありません。
従来のやり方を取る探偵社でレベルの高いところと、完全に品質が同等になるかどうかは知りません。
しかし、一見したところ、調査品質に影響ない形でコストダウンしているように見えます。
低価格・後払いサービスを提供
コスト構造にメスを入れた上で、HAL探偵社は低価格サービスの提供を始めます。
コスト構造をそのままに値段を下げて、薄利多売にするのではなく、です。
料金政策の3本柱
時間単価は、参入当時の業界平均4万円に対して3万円で対抗し、現在は2万円まで下げています。
パック売りというのは、8時間といった塊が課金単位の方式です。
調査が1時間で終わっても8時間分課金し、1パック分を1時間越えただけで2パック分課金する。
そういうやり方が従来の業界の主流なのですが、そうではなく、時間×単価で課金するということです。
この低価格に加えて、これまた従来の業界の慣行である先払い制を否定する挙に出ました。
リアルタイム報告の導入
サービスの内容面でもHALさんは革新をもたらしました。
それはリアルタイム報告です。
従来の調査は調査完了まで音沙汰がないという方式で、強いフラストレーションを感じる利用者が少なくありませんでした。
リアルタイム報告の場合、調査開始時点からLINEグループで依頼者への報告が始まります。
逐次現状を伝え、調査を続行するか停止するか、ユーザーが選べます。
課金が自動的に加算されていく不安がないし、予算内で止められる安心感があります。
逆に知りたいことは満足するまで追求させられる自由もあります。
その他の話題
浮気の証拠を取った後は、浮気相手の住所・氏名を確認する所在調査までしてくれること。
調査員は案外、高学歴でまじめな仕事の虫が多いこと。
今までで一番難しかった調査は、EXILEの東京ドームコンサートの大群衆の中での調査だったこと。
そんな話題が出ていました。
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