盗聴器発見の基礎知識・大手有名探偵社直伝!|よくある設置場所、コンセント型、カード型等

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盗聴器発見の基礎知識

コンセント型発信機の設置状況

【コンセント型発信機の設置状況】

 

↓よくある問い合わせ↓

 

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まず盗聴に関する基本的な知識を説明します。

 

このページは盗聴器発見・除去のために盗聴器の基礎知識を説明するものです。

 

盗聴の実行の手引きではないことをあらかじめお断りしておきます。

 

 

盗聴器の入手

盗聴者はどのように盗聴器を入手しているのでしょうか?

 

実は盗聴器はネット通販、秋葉原の電気街、一部のディスカウントストアなどで合法的に買えます。

 

参考サイト: 盗聴器専門店のサイト

 

私有地に無断で設置すると住居侵入罪に問われますが、盗聴器の販売・購入自体は合法です。

 

仕掛けられる側には迷惑な話ですが、盗聴器自体を取り締まる法律はないのです。

 

盗聴犯が使用するのも、ほとんどは国内で市販されている盗聴器です。

 

使用には、対象の住居に設置する盗聴器と、その電波を受信して聞く受信機の2つが必要です。

 

価格はどちらも3~4万円程度です。

 

小型ボックス型(左)とカード型発信機

【小型ボックス型(左)とカード型発信機】

 

盗聴器の種類

 

形状による盗聴器の分類

三角タップ型

電源コンセントを三又に分岐してタコ足配線するための差し込みタップに偽装した盗聴器です。
知識のない人には疑われにくく、電源も取れて電池不要なのでいったん取り付けたらずっと盗聴できるメリットがあります。
似たものとして延長コード(テーブルタップ)型などもあります。
デメリットはコンセントしか場所を選べない点と知識のある人には真っ先に疑われる点です。

電源クリップ式

壁コンセントの内側につけるものですが、クリップではさむだけなので装着は簡単です。
これも電池交換が不要でずっと盗聴ができるメリットがあります。
デメリットはコンセントしか場所を選べない点と、こっそり壁コンセントの蓋を開けて設置する時間を確保できないと使えない点です。

カード型

縦9㎝×横6㎝×厚さ6mm程度の薄いカード型で突起物もない形状です。
家具の隙間、本棚の隙間、置物の裏、衣類のポケットなど、いろいろな場所に仕込めます。
設置も回収も短時間で容易に行えますが、電池寿命が長くて数日程度しか持たないのがデメリットです。

ボックス型

縦5㎝×横3㎝×厚さ2㎝程度の箱に20cmほどの長いアンテナがついた機械です。
このサイズが入る場所ならどこにでも設置できます。
例えば会議室のテーブルの裏やぬいぐるみの中など。
サイズが大きいのはカード型に劣りますが、電池寿命がカード型の10倍くらいあります。

 

モジュラー型(左)とボールペン型発信機

【モジュラー型(左)とボールペン型発信機】

 

電源による盗聴器の分類

常時電源供給型

コンセントに差し込んで使うタップ型や壁コンセントの内側につけるものが代表的。
電池交換の必要がなく、一度設置すると後はケアなしで半永久的に盗聴できる。

電池式 常時起動型

電池式でずっと起動して電波を発するもの。
電池寿命はカード型で数日、ボックス型で数週間。盗聴を継続するには電池を交換しに行く必要がある。
また常時電波を発しているので、探査が入ればバッテリー切れを起こしていない限り、発見される。

電池式 
リモコン起動型

電池式だが遠隔操作でスイッチのオン・オフをできるもの。
電池の寿命は長くなり、オフにしている時は探査にひっかからないのがメリット。
後に述べるVOX型より大きく、高価。しかも電波の到達距離が100m程度と短いため、不便。
よって普及率は低い。

電池式 VOX型

電池式だが、センサーが音を検知した時だけ起動するタイプ。
電池の寿命は長くなり、現場近くまで行ってリモコンをオンオフする手間も不要。
自動録音機とセットで使うと盗聴内容から必要な部分を取り出す作業が大幅短縮できる。

 

受信機
形状的には長いアンテナのついたトランシーバー型のものと、突起物のないクレジットカードサイズのものなどがあります。

 

受信周波数については、盗聴器専用(UHF-A/B/Cのみなど)と他の周波数帯域も聞けるものなどがあります。

 

機能については、盗聴器発見機能のついたものがあります。

 

盗聴の受信機

【盗聴の受信機】

 

無人録音機
受信機とレコーダーがセットになったものです。

 

聞きながら待機する時間がない場合や受信待機場所がない場合に使われます。

 

例えば対象者宅近くのコイン駐車場や路上に止めた車中に置く、あるいは対象者宅近くの人目につかない場所に置いて後日回収するなどします。

 

その上で、早送りで聞いて必要なところを抜粋すると時間の節約になります。

 

盗聴器がVOX型の場合は音がしている時しか集音しないので、音源が短くなり、さらに効率がよくなります。

 

そのため、VOX型盗聴器と無人録音機を組み合わせて使う場合も多いです。

 

録音機は電波を発信しないので盗聴探査機で発見することはできません。

 

しかし、盗聴器がなければ意味のないものなので、盗聴器発見除去に集中すれば問題は解決します。

 

 

盗聴器の設置場所

普通の盗聴器の集音マイクでに10畳~20畳の部屋でも音は拾えるので、室内のさまざまな場所に設置されます。

 

コンセント
よく狙われる場所で、実際の発見件数も一番多い。

 

電源が確保できるので、いったん取り付けたらずっと盗聴できるメリットが大きいです。

 

盗聴の疑いや知識を持たない人には怪しまれにくい場所でもあります。

 

三又タップ型なら部屋に上がるチャンスがあったら、コンセントに差し込めば一瞬で設置できます。

 

電源クリップ型は壁コンセントの蓋を開けて設置するので、設置に一定の時間がかかりますが、差し込みタップ型より発見されにくいです。

 

コンセント型盗聴器の見分け方

盗聴器か?と疑っている電源タップ(分岐コンセント)を触る前に手袋をつけてください。

 

設置者の指紋が残っている可能性があり、素手で触ると検出しにくくなります。

 

「そんなおおげさな」と今は思うでしょう。

 

しかし、「やはり盗聴器のようだ」となった時、警察を呼ぶことになるかもしれません。

 

どうなるかわからない中で、自ら証拠を消すようなことは控えましょう。

 

コンセント型盗聴器のシール
一番わかりやすいのは、裏にA・B・C、いずれかのシールが貼られていることです。

 

この記号は周波数帯を表します。

  • A:UHF 398.605 MHz
  • B:UHF 399.455 MHz
  • C:UHF 399.030 MHz

後述するように、国内の盗聴器のほとんどはこの3バンドのいずれかを使用しています。

 

このシールがあれば盗聴器であることは確定です。

 

しかし、設置者が事前にシールを剝がしている場合はやっかいです。

 

電源タップ盗聴器の見分け方

 

分解すれば、違いは明らかで、左が盗聴器、右が普通の電源タップです。

 

盗聴器の方は電子基板やコンデンサーが仕込まれているのがわかります。

 

盗聴器発見器などなくても、素人でも簡単に見分けられます。

 

しかし、特殊ネジやネジを使わない接合で、簡単に開けられないようになっている場合も多いです。

 

また、分解すれば盗聴器かどうかはわかっても、設置者が誰か解明できなくなります。

 

設置者が凶暴なストーカーの場合は、怒らせてしまい、もっと悪い事態もありえます。

 

それを承知で分解するか、発見器を買って自分で試すか、業者に頼むかの3択です。

 

業者は最新の発見器を持っているし、部屋にほかにも盗聴器がしかけられていないか見てくれます。

 

料金は数万円が相場なので、専門業者に頼むのがベストかもしれません。

 

室内の物の隙間や裏
書棚、棚の隙間、置物の背後、テーブルの裏に貼りつけなどがあります。

 

カード型、ボックス型の盗聴器なら場所を選ばず設置可能です。

 

会議室でゴミ箱の底裏から見つかった例も。

 

室内の物の中
ぬいぐるみの中はよくある手です。プレゼントを装えば簡単に対象の部屋に設置できるからです。

 

神棚の中から見つかった例もあります。恐れ多くてなかなか中身を開けようなどとは思わないので、巧妙な隠し場所と言えます。

 

会社の会議室では、黒板拭きの中から見つかった例もありました。

 

これも使われるのはカード型、ボックス型の盗聴器です。

 

電話
電話の盗聴は、携帯電話の普及で減少しました。やる価値があまりなくなったということです。

 

昔は黒電話の中に仕込む手口があったが、今は固定電話機も小型化し、機器を仕込むスペースがなく、技術的にも以前より難しくなっています。

 

それでもモジュラージャックや家の外の保安器に仕込まれる例はあります。

 

IP電話、光電話でも受話器からコードまでの区間はアナログ信号なので、カールコードにつけるタイプの盗聴器もあります。

 

アナログコードレス電話は市販の受信機で簡単に盗聴でき、最大半径300m位の範囲で受信可能です。

 

アナログコードレス電話を使う時は、大事な話はしないことです。

 

常習犯なら設置しない場所
テレビ、エアコン、冷蔵庫のそばなどはうるさくて会話が聞き取れなくなるので、慣れた盗聴者なら選ばない場所です。

 

また、電子機器なので湿気、水、熱、ほこりの多いところも避けるはずです。

 

しかし、不慣れな盗聴者ならそんな場所につける可能性もあります。

 

室外は基本的にない
庭先、ポストの中に設置しても盗聴はできません。

 

何か不審な物が置かれていたなら、それは盗聴器以外の何かです。

 

テレビのアンテナに仕掛けるというのは完全な俗説で、そんな方法はありません。

 

盗聴器の設置場所は基本的に室内です。

 

しかし、稀に電柱上の電話線に仕掛けられることがあります。

 

その他の場所
車の中に仕掛けられる場合があります。室内で見つからなかったらこちらも探査しましょう。

 

さらにはバッグの中など持ち物に仕込まれる可能性があります。

 

満員電車に紛れ、スーツのポケットに小型盗聴器を入れられた例もありました。

 

この人はそのまま出社して社内でのやり取りを聞かれた可能性があります。

 

盗聴器の稼働時間

コンセント型など電源供給のあるものは半永久的に稼働します。

 

電池で連続稼働型なら数日、リモコン式やVOX式(音がする時だけ起動する)はもう少し持ちます。

 

電池式のものは電池交換のために定期的に入室する必要があるので、電源供給式より設置者の特定がしやすいといえます。

 

 

盗聴器の電波

 

電波の到達範囲
電波の飛ぶ距離は普通2~300メートルです。

 

この範囲内に盗聴者がいるか、録音機が設置されています。

 

何kmも飛ぶ高出力型もあるが無線マニアに発見されやすいので、むしろ普通の物が好まれます。

 

電波のの周波数
市販機のほとんどは次の6チャンネルのどれかを使用しています。

 

改造したりしている場合も近い周波数を使っているケースが多いです。

 

VHF 144.000Mhz付近

A波 139.970
B波 140.000
C波 139.940

UHF 400.000Mhz付近

A波 398.605
B波 399.455
C波 399.030

 

使用周波数帯が集中している理由は法律です。

 

無線の使用許可周波数帯域は総務省で厳密に決められています。

 

それを守らないと違法な機械ということになり、普通に販売できません。

 

144.000Mhz 400.000Mhz付近はアマチュア無線の割り当てがあるため、上記6チャンネルはこの2つの帯域に集中しています。

 

他の帯域の周波数を使うには改造や自作など専門知識・技術が必要になるので、そんなことまでやる盗聴者はめったにいません。

 

盗聴器設置の目的

では、盗聴者は何の目的で盗聴器を仕掛けるのでしょうか?

 

代表的なものを列挙しました。

 

1.お金
会社に仕掛けられる場合は経済的理由が多いです。

 

新製品情報などを盗んでライバル会社に情報を売る、などです。

 

この場合、情報が入ると誰が得をするのかを考えると、犯人が浮かび上がることも多いです。

 

あるいは空き巣に入るために留守の時間帯を調べていることもあります。

 

繰り返し泥棒に入られる場合は、その疑いが濃いです。

 

2.ストーカー
好きな人のプライベート情報を知りたい。

 

外出先の情報を得て先回りしたい。

 

何でも知っていることを誇示して支配したい、などです。

 

3.嫌がらせ
嫌いな人の秘密を入手して言いふらし、困らせたい、などです。

 

4.愉快犯
盗聴すること自体に快楽を覚える人たちもいます。

 

5.以前に仕掛けたものが残存
盗聴者の狙いは以前の住人で、その人が引っ越した後に引っ越してきたために、盗聴されてしまうケースもあります。

 

これを防ぐために、会社や女性の一人暮らしの転入の場合は、できれば引っ越し前に盗聴器探査をしたほうがよいのです。

 


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自力探査の仕方

盗聴器発見器は市販されており、誰でも購入できます。

 

これを用いて自分で探査する場合の注意を述べます。

 

盗聴器発見器の購入

楽天、Amazonなどネットショップで普通に売られています。

 

秋葉原の電気街にもあるし、グレーなイメージの盗聴器と違い、盗聴器発見器を売っている店は多いのです。

 

もちろん盗聴器専門店でも売っています。

 

探偵社でも独自に開発した機種を販売しているところがあります。

 

探偵社が出している機器の例

業界大手・原一探偵事務所の原一タッピングサーチ

 

機器の取り扱い説明書はもちろん、盗聴器発見マニュアルがついています。

 

原一タッピングサーチ

 

価格は最も安い物で500円くらい。もちろん機能は簡単で精度も限界があります。

 

一般的には数千円~数万円程度です。

 

しかし、電界強度計、盗聴ではなく盗撮を探知できる盗撮発見器など、より専門的な機器もあります。

 

低周波から高周波まで周波数成分を分析できるスペクトラムアナライザーなどはより大型で50万円~数百万円と高額です。

 

ただ、国家のスパイとかではない普通の盗聴魔は、通販で買った普通の盗聴器を使っているので、たいていの場合、発見には普通の機器で十分です。

 

電界強度計(左)と盗撮発見器

【電界強度計(左)と盗撮発見器】

 

基本的な仕組み

盗聴器は集音して電波に変換して送信します。

 

盗聴器発見器はその電波を捉えると音が出る仕組みになっています。

 

音が大きくなる場所を探して盗聴器を見つけます。

 

逆に言うと、スイッチがオフになっている盗聴器やバッテリー切れを起こしている場合は、盗聴器発見機で見つけることはできません。

 

探査のやり方

 

家中の電気をつけ、音楽などを鳴らす
探査を始める前にこれをやります。

 

家の電気のスイッチに連動して起動する盗聴器や音にセンサーが反応して起動する盗聴器(VOX)もあります。

 

そういうものが仕掛けられている場合に備えて、起動させる作業です。

 

外来波を見分ける
室外ではいろいろな電波が飛び交っていてそれが室内に入ってきて壁での反射を繰り返しています。(外来波)

 

発見機は外来波に反応して鳴る場合もあります。

 

だから盗聴器発見器が鳴ったら必ず盗聴器があるとは限らないのです。

 

外来波と盗聴器の電波の見分け方を教えましょう。

 

外来波は反応場所や強度が不安定なのに対し、盗聴器の場合は反応が局所的で強度が安定しています。

 

例えば壁の場合、壁全体で反応があって何もしていないのに音の強弱が変化するのは外来波です。

 

一方、一か所で強く反応するならそこに盗聴器が埋め込まれています。

 

アンテナの先方向ではなく、横を探す
電波受信はアンテナの先端ではなく、側面で行っています。

 

だから盗聴器の反応音が出て移動することで音が大きくなった場合、盗聴器はアンテナの先端方向ではなく、横方向にあります。

 

盗聴器のアンテナと発見器のアンテナが平行になった時に音が大きくなります。

 

このことを頭に置いてアンテナの向きを変えながら場所を探ってください。

 

普通の盗聴器は一定の出力があって電波が壁で乱反射するので、アンテナの方向をそんなに気にしなくても探せます。

 

しかし微弱な電波の盗聴器の場合はこのテクニックが重要になるそうです。

 

極端に小さい盗聴器はない
電源タップ偽装型なら電源タップの大きさです。

 

カード型ならクレジットカードサイズ、ボックス型はもっと大きくて長いアンテナがついています。

 

電池式のものは電池よりサイズが大きいということになります。

 

ボタン電池で動く超小型もあるが持続時間が短いので非実用的です。

 

薬のカプセルや髪の毛のようなサイズの盗聴器もあるのではないか?

 

そこまで疑いだすと探査が大変になります。

 

そういうものが仮にあったとしても非常に高価なはずので一般人対象の盗聴に使われることはないでしょう。

 

探偵の現場でそんな話は聞いたことがないそうです。

 

 

会社での探査

電話回線が多い、敷地面積が広い場合などは専門業者に頼んだ方がよいです。

 

自力で探査する場合は社長室や会議室などが重要な探査場所です。

 

会議室で見落としやすいのはホワイトボード付近、ゴミ箱の裏、黒板消しの中などです。

 

盗聴器が見つからないのに情報が洩れている気配がある時は、会議出席者のレコーダー持ち込みを疑いましょう。

 

ペン型レコーダーは机の上に置いても目立たず、クリアに音を拾えます。

 

発見した場合の措置

 

撤去しないという選択肢も検討
すぐに撤去すべきかちょっと考えましょう。

 

撤去してしまえば盗聴器発見が設置者に発覚し、設置者の特定は難しくなります。

 

しばらくそのままにしてニセの情報を流すなどし、泳がせてしっぽをつかむ方が得策かもしれません。

 

撤去する場合
コンセント差し込みプラグ型はコンセントから抜いて中を開けてみればわかります。

 

カード型やボックス型は形状から盗聴器であることは明白です。

 

これらは素人でも撤去できます。

 

しかしコンセントの蓋の中に設置してあるものの撤去は電気工事の資格が必要なので業者に依頼しましょう。

 

一番やっかいなのが電柱上の電話線に設置された盗聴器です。

 

下手にいじるとショートして付近一帯の電話が不通になります。

 

必ずNTTの作業員に依頼しましょう。

 

1個見つかれば他も徹底的に探査する
盗聴器は1個とは限りません。

 

室内と電話に1個ずつつけるなどという場合も多いです。

 

同じ部屋の違う場所や他の部屋も徹底的に探査しましょう。

 

盗聴器発見作業のデモ実演動画

 

専門業者に依頼する場合

盗聴器発見・除去を専門業者に依頼する場合の注意をまとめました。

 

盗聴器発見・除去の依頼先

この仕事の依頼先は探偵社(=興信所)ですが、受けない探偵社もあります。

 

他にはこの仕事を専門にやっている業者もあります。

 

なお、警察に頼んでも引き受けてはくれません。

 

警察が動くのは暴力沙汰や窃盗などの事件性がある場合だけです。

 

業者の選び方

 

料金の確認は最重要
一番大切なのは料金が明快なことです。

 

水回りの工事と同様にぼったくりが多いので注意しましょう。

 

基本料金が安くても、依頼した後で下記のような様々な費目を別途上乗せし、総額はとんでもない金額になることもあります。

 

  • 基本料金
  • 出張費
  • 技術料
  • 機械使用料
  • 発見できた場合の成功報酬
  • 盗聴器撤去費用

 

料金については事前によく話を聞いて、見積書も提出してもらいましょう。

 

そこで専門技術用語などを持ち出して煙に巻こうとするようだとやめておくべきです。

 

悪徳業者の中には自分で盗聴器を持ち込んで発見作業中に設置し、発見できたことにする輩もいるそうです。

 

電話応対や商談中の態度に何か信頼しきれないものを感じた時はやめておく方が賢明かもしれません。

 

高性能機材は参考情報
機材については良い物を持っているに越したことはないが、機材の充実度だけで業者の良しあしは判断できません。

 

高額な機械も使いこなせる技術を持っていなければ無意味で、機械への設備投資は当然価格に跳ね返ります。

 

ほとんどの盗聴器は原価数千円のローテク機器であり、そんなに高額な機材を使わなくても見つけられるものです。

 

保有機材はあくまで判断材料のひとつにとどめた方が良いと思われます。

 

原一探偵事務所の事例

一般的一戸建て住宅で9万円ぐらい(出張費込みの総額)だそうです。

 

盗聴器が見つかっても見つからなくても料金は変わりません。

 

盗聴器を仕掛ける依頼は不可

探偵社は盗聴器の発見・除去は請負いますが、まともな業者であれば設置は請け負いません。

 

調査に盗聴器を使用することもしません。

 

彼らが使うのは、尾行・張り込み・公共ないし共有場所での撮影・聞き込み・多角的調査などの合法的手段のみです。

 

盗聴器設置を請け負うような業者は危険で、犯罪行為やトラブルに巻き込まれる可能性が高いので避けるべきです。