【本社ビル(自社ビルを持つ探偵社は極めて稀)】
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原一探偵事務所には2015年から22年にかけて、これまで10回以上取材しています。
当サイト「大手有名探偵社ガイド」が最初にお世話になった会社であり、一番お世話になった会社でもあります。
他の探偵社は取材と言ってもオフィス訪問・機材拝見・インタビューぐらいですが、原一さんには尾行訓練まで同行させてもらっています。
技術や装備のすごさをこの目で見て確認しているので、本当に自信をもってお勧めできます。
私が見てきたことを含め、できるだけ詳しく情報提供したいと思います。
【大阪支社の玄関】
尾行や張り込みに支障が出るので、顔はモザイクをかけてあります。
原一さんを初めて取材したのは2015年の4月です。
探偵との接触自体が初めてで、「世間的には怪しいイメージもあるが、一体どんな人たちなんだろう?」と好奇心と不安の入り混じった気持ちで向かいました。
私は京都在住なので大阪支社の取材を申し込んだのですが、出迎えてくれたのは東京から来た3人で、スーツでバッチリ決めていました。
支社の現場の探偵は取材対応には慣れてないので、わざわざ出張して下さったのでした。
私は私服で行くか迷ったのですが、スーツにしてよかったと胸をなでおろしたものです。
ホテルの最上階の中華料理店で個室を予約してくれていて、昼食を取りましたが、「一介のサイト制作者にこのVIPみたいなおもてなしは何?」と恐縮したものです。
その後、大阪支社に行き、支社の方にも挨拶した後、相談室でインタビューと撮影を行いました。
業界の概況、調査マーケットの動向から尾行や張り込みの技術まで、いろいろなことを聞きました。
【腕時計型カメラの使用法を実演するW探偵】
3人の中のW探偵という方がとりわけ詳しい話をしてくださり、取材は薄暗くなるまで続きました。
どんな突っ込んだ質問にも極めて具体的に答えてくださり、「経験の裏付けがないとこんな答えはできない」「本物だ」と感じました。
また、第一印象は温厚な普通の人なのに、ハードな調査の話になるとタフでしたたかな別の顔を見せ、そのギャップに魅了されました。
【尾行訓練を見せてくれたW探偵】
2回目の取材は2015年の6月です。
1回目の対応があまりに誠実で丁重なことに感動した私は、この企業についてもっと知りたいと思い、時を置かずに埼玉の本社を訪ねたのでした。
この探偵社は100台以上の車両を保有しており、安価な駐車スペースを大量に確保するために、都内ではなく埼玉の郊外に本社を置いているのです。
【本社の第三駐車場に並ぶ多種の車】
さらに驚いたことに、この探偵社は自前の自動車整備工場までもっています。
本社ビルに隣接して敷地内にある工場は板金加工のできる本格的設備。
激しい車両尾行で傷んだ車を整備するとともに、車体に穴を開けてカメラを設置するなどの改造も行っているそうです。
【自動車整備工場(右の建物は本社ビル】
この時はなんと尾行訓練を見せてくれました。
この探偵社が雑誌などに尾行訓練を公開しているのは知っていましたが、この時は私一人のために用意してくれたのです。
私を同乗させて案内してくれたのは、1回目の取材で魅了された、あのW探偵でした。
その時の様子はこのサイトに収録しているので、探偵の具体的な調査技術について知りたい人はぜひ読んでください。
彼らの技術に私は深い感銘を受け、取材後1週間ぐらいはハイな状態で、車に乗るときは探偵になりきっていました。
3回目の取材は2016年の5月に再び本社を訪ねました。
原一さんは全国展開しているので、地域ごとの調査事情について取材するのが目的でした。
北海道支社で8年勤務したK部長と、関東各県の調査に経験が長いA探偵がインタビューに応じてくれました。
浮気や家出の行動にも大きな地域差があることがわかり、とても興味深かったです。
【原一のK部長】
後に会うことになるS支社長ととともに、2人で札幌支社を0から立ち上げた人物。現在は埼玉の本社勤務。
北海道の話はとりわけ面白かったです。
本土と比べて圧倒的に人口密度と交通量が少ないため、尾行や張り込みが非常に目立ち、調査が困難なのです。
とりわけ積雪期には困難が増し、調査成功のためには様々な工夫が求められます。
ホワイトアウトやアイスバーンでの車両尾行は、誇張ではなく命がけのようで、興味深かったです。
【原一のA探偵】
関東一円の調査に深い経験を持つ探偵。横浜・埼玉および群馬の調査事情について語ってくれた。。
横浜の話も興味深かった。
普通、浮気デートの最後の行き先はラブホテルが多いのですが、横浜ではシティホテルが多いのです。
シティホテル側も「デイユース」の呼称で「休憩」サービスを提供しています。
どうしてそんなことになっているのか?
それはまた別の機会にお話ししましょう。
とにかく、現場で調査経験をいっぱい積んでいないと聞けない話がたくさん聞けました。
4回目の取材は2017年の2月に札幌支社を訪問して行いました。
ちょうど雪まつりの時期で、ついでに観光も行えました。
これまではインタビューの相手はベテラン探偵ばかりでしたが、この時はS札幌支社長とともに20代30代の若手幹部に話を聞くことができました。
礼儀正しい中にも内面のタフさが感じられる人達で、非常に魅力的でした。
【原一札幌支社の探偵】
スタッフ総出で出迎えてくれた。S支社長はエネルギッシュで、部下は規律正しい若い集団だった。
前回、K部長から聞いた北海道の調査の実情をさらに突っ込んで聞くことができました。
この時聞いた北海道固有の調査事情は下記ページにまとめてあります。
インタビューの後に市内西区の隠れ家的ラブホテル街を視察に連れていってくれました。
積雪期の北海道の夜の調査がありありと想像できて、興奮する体験でした。
【札幌市西区の隠れ家的ラブホテル街】
札幌ではすすきのに道内最大のラブホテル街があるが、人目を避けたいカップルはこちらを使うとのこと。
5回目の取材は、2018年の2月に川越の本社を訪ねました。
目的は結婚調査チームと家出人捜索チームの取材です。
【結婚調査チームの調査員S氏とM氏(左から)】
結婚調査は、結婚して親戚になるのに問題はないか、相手の事を調べる調査です。
例えば、相手が経歴詐称していたり、実は既婚者だったり、親がモンスターだったりといった問題がないか調べます。
調査対象は、相手本人と実家の親兄弟に分かれます。
原一は尾行・張り込み・聞き込みとすべての調査手法にオールマイティーなので、ニーズに合った調査が自由に組めるのが強み。
依頼者のニーズを聞いて調査設計する役割の高野上級アドバイザー(本ページ冒頭の顔写真)がそう教えてくれました。
また、結婚調査の聞き込みは相手にバレると破談の危険を伴います。
だから、原一では聞き込みとはわからない特殊な聞き込み方法を用います。
それを担当する特殊調査部のS調査員とM調査員にも話を聞くことができました。
【家出人捜索のO次長(左)とS調査員】
また、原一では2017年9月に調査部特捜課という人探し専門部署を立ち上げています。
従来は同じ探偵が浮気調査も人探しもやっていたのを、人探しが得意な探偵を集めて専門部署を作ったのです。
この部署の2人にもインタビュー出来ました。
捜索風景の動画を見せながら説明してくださったので、現場の様子がリアルにわかりました。
【新宿の居酒屋での聞き込み風景】
新宿のネットカフェ、ホテル、駅などのローラー調査や青木ヶ原樹海など「自殺の名所」の捜索を見せてもらいました。
【富士山麓樹海の捜索風景】
樹海などの捜索では、2キロ先まで光が届く強力ライト「イグナス」をはじめとする捜索装備を携行するそうです。
この装備セットは、社内では「樹海セット」と呼ばれています。
【樹海セット】
そういう実務の様子や技法を、動画も交えて説明していただき、とても興味深かったです。
6回目の取材は、2018年9月5日。
川越の本社を訪ね、翌6日は新宿拠点を訪問しました。
取材テーマは次の3点。
1つ目のテーマは3回目の時と同じで、その時に作った3つのサイトの中身をさらに膨らませるための追加取材です。
この時、夫婦で原一の探偵をしている珍しい方が同席されていて、急遽「夫婦探偵」というテーマでも取材しました。
【原一の探偵T夫妻】
実際の調査でもよくチームを組むそうです。
カップルを装うと警戒されにくいので、男女ペアで調査することはよくあるのですが、本物の夫婦というのは聞いたことがありません。
2つ目のテーマの取材は、仕事を別にしても面白かった。
新宿拠点のK部長の「女の浮気は就職と同じ」という名言が記憶に焼き付いています。
【原一新宿拠点のK部長】
男は家庭をキープした上で遊ぶ相手も欲しいと考える傾向が強く、それは文字通り「浮気」です。
しかし、女は人生を共に歩むただ一人の相手を常に選択する傾向にあるとのことです。
行動を起こす基準は「この人と生活が成り立つか?」だけ。
「まだ」と思えば素知らぬ顔で浮気を続け、「行ける」と判断したら今の家庭を捨てて振り返りません。
転職したら以前の会社にはもう行かないのとまったく同じです。
そういう意味で、女の浮気は「本気」であり、発覚した時点で手遅れなことが多いそうです。
3つ目は浮気調査以外に素行調査の依頼としてどんなものがあるかというテーマ。
認知症の父からお金を引き出している水商売の女や遺産相続トラブルの兄弟を調べる話が聞けました。
「結局、どこまで行っても女と金なんだな」と思いました。
7回目の取材は、2019年6月17日(月)。
午前中は、徒歩尾行体験を用意してくれました。
【尾行体験の一コマ(探偵が撮影)】
新宿のホテルから本社のある埼玉県の川越まで、探偵チームが私(とナビ役の探偵、女性アシスタントの3人)を追尾し、撮影します。
その間、私は無線で探偵たちのやり取りは聞こえている状態です。
2015年の訪問の時の尾行体験は、車両尾行中心でした。
今回は電車での移動が中心で、東京-大宮間はぜいたくにも新幹線を使い、新幹線を使う対象の尾行方法を教わりました。
【本社での探偵への取材風景】
午後は本社で様々なテーマでの取材を行いました。
そして、夜は宴会でもてなして下さり、大いに飲み、大いに笑いました。
翌日の午前中は小江戸・川越を観光して有名な「時の鐘」などを見、午後はFujiリサーチさんとMR探偵社の取材に向かいました。
さて、「全国に拠点」と謳っていても、地方の拠点には探偵がいなくて相談員しかいない探偵社も多いと聞きます。
ひどいのになると部屋を借りているだけで、普段は人がいないケースもあるとか。
つまり、実際以上に大きな「全国展開企業」に見せかけているわけです。
しかし、原一さんは全国18拠点のすべてに土地勘のある自社探偵が常駐しているそうです。
私は原一さんの18拠点をすべて確認したわけではないですが、取材で聞いた話の具体性・詳細さから判断できます。
この探偵社が全国各地で深い経験を積んでいるのは間違いないと思います。
第8回は2019年11月14日に日本橋の拠点を訪ね、尾行におけるバイクの使い方や監視装置、盗聴器発見器について取材しました。
お客様の相談が入っていたので、取材は近くの会議室を借りて行いました。
バイクは機動性が高くて、尾行チームに入れておくととても役に立つのは知識としては知っていました。
しかし、バイク調査員の経験の長い探偵が具体的にどういう動きをするのか教えてくれて、とても興味深かったです。
さらに相談員や調査企画担当のインタビューを行い、業務の全体像への理解が深まりました。
【ベテラン相談員のMさん】
2020年になってコロナパンデミックが始まりました。
最初は「新種の風邪みたいなものでは?」と思っていたのですが、みるみるうちに日本中がパニックになりました。
9月になってビデオ会議を行いました。
探偵業界も大きな影響を受けましたが、原一さんはこれを逆に機会ととらえていろいろな改革を進めておられました。
6月にはホームページをリニューアル。
実務面ではZOOMを用いたリモート相談を強化したり、いろいろな工夫をされていました。
2021年の7月12日、久々にリアルでお会いすることができました。
スターバックスで待ち合わせた広告代理店のスタッフとの再会もうれしかった。
その後、新宿ハイアットリージェンシーホテルで社長や新しい幹部と面談。
コロナの状況に対して行った組織改革や今後の戦略についてお伺いすることができました。
よく晴れた日で、暑かったけれどとてもさわやかだった記憶があります。
2021年の6月から当社はYoutubeを始め、9月から本格運用に入りました。
原一さんにはシナリオにアドバイスをもらったり、素材を提供してもらったりしています。
11月には非常事態宣言も解除され、その後も新規感染者と重症者の減少など第5波終息の兆候が鮮明化。
経済復興の動きも出てきました。
次の取材は2022年になると思いますが、久々にみなさんにお会いできるのが楽しみでなりません。
原一探偵事務所 探偵業届出番号:埼玉県公安委員会 第43070145号
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