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原一探偵事務所 探偵業届出番号:埼玉県公安委員会 第43070145号
原一探偵事務所の尾行体験の続きです。
このサイトの管理人とナビ役の探偵A氏、アシスタントの女性の3人を探偵の尾行チームが追います。
追われる側も無線をつけていて、探偵の会話は聞こえるようになっています。
原一探偵事務所の尾行はどんなものか、写真入りでリアルにお伝えします。
(赤帯の写真は尾行の探偵が撮影したもの、青帯は尾行される自分たちの撮影)
新宿のホテルを出て、徒歩で新宿駅へ移動。その内容が1回目。
その後、電車で東京駅まで移動するのが前回の内容でした。
今回は新幹線で移動する相手をどう尾行するかがテーマです。
新幹線で移動する我々を探偵チームが追う。
自分たちを尾行する探偵たちの会話を無線で危機ながら移動し、同行の探偵の解説も聞く。
たぶん読者も初めて読む興味深い企画だと思います。
話は東京駅に着いたところから。
【東京駅到着!】
【追尾を継続する探偵(左の人物。別の探偵が撮影】
【対象はエスカレーターで降りて構内へ】
【東京駅構内】
尾行されているのはわかっているし、探偵の会話も無線で聞こえているが、上の写真のような場所で探偵を見つけるのは不可能に近い。
無線では、我々が新幹線乗り場に向かうのかどうかをしきりに気にしているようだ。
【新幹線乗り場付近】
【構内地図を見る】
我々はJR東北新幹線の乗り場を探した。(もちろん、ナビ役の探偵は本当は探さなくても熟知しているが。)
ナビ役探偵A氏の解説
駅構内での尾行
駅での尾行では、構内で向かっている方向、眺めている案内板、指さしている方向、あらゆるものを次の行動の予測材料にする。
対象の荷物も重要な推測材料。
荷物が多ければ泊りが予想され、コインロッカーに入れた場合は近場で動き回った後に戻って来る。
だが、場所が東京駅なら一番注意が必要なのはやはり新幹線を使いそうかどうかということだ。
我々は新幹線のチケットカウンターに並んだ。
【並ぶ様子が撮られていた】
【新幹線チケットを購入】
【行き先を立ち聞きする探偵(別の探偵が撮影)】
我々の行き先をどうやって知るのか疑問に思っていたが、立ち聞きされたようだ。
ナビ役探偵A氏の解説
新幹線の行き先を調べる方法
1.同じ窓口に直後に行って聞き出す。
これにはコツがある。
よく考えると自分で行き先を言わないのはおかしいが、JRも客商売だし、スムーズに客を捌きたいので、明らかに怪しくなければそのまま処理してしまう。
こういう場面をうまく切り抜けられるのも探偵の腕。
2.隣の窓口に並んで立ち聞きする。
遠い窓口が先に空いた場合は、隣の窓口が空くまで、後ろに並んでいる客を先に行かせる。
電話がかかってきたフリとか、自然にそれをやる方法はある。
しかし、その時間があまりに長いと対象のチケット購入が終わってしまう。
3.対象が使っているのが端の窓口なら、端の敷居越しに聞く。
今回はこれだった。
4.対象の口元が動画で撮れている場合、読唇術を使うこともある。
「そんなことが本当にできるのか?」と言われそうだが、新幹線なら候補の駅名はそんなに多くない。
その中のどれに近そうかぐらいは判断できることもある。
以上のような「みどりの窓口」での情報入手テクニックはホテルのフロントでも応用できる。
5.それでもなおわからなければ、推測に基づく行き先の切符を買って、いっしょに入ってしまう。
コストがかかるが最遠の目的地で買ってしまうこともある。
そして同じ新幹線に乗り込んでしまい、行先の推測を続ける。
行き先が判明すれば、車掌にお金を払って、行先を修正してもらう。
チームの一人がメンバー全員の切符を預かって行き先を修正しに行けば、他のメンバーは監視を継続できる。
こうしたこともチーム尾行のメリット。
【新幹線の改札を通過】
【新幹線の便名を記録】
【新幹線乗車】
東京⇒大宮間を新幹線で移動。
こんな近距離に新幹線を使うことは普通はあまりないが、尾行を巻きたい対象の行動としては珍しいものではないらしい。
乗り間違え発生
我々は間違えて全席指定の列車に乗ってしまった。
いや、今思い返すと対象が全席指定の車両に乗った場合の対処を教えるために、ナビ役探偵A氏がわざとやったのかもしれない。
話しかけてくる人が発生
全席指定のことを話していると、それを聞きつけた太った老婦人が話しかけてくる。
「こういう場合は、車掌から指定席券を買えばいいんですよ」と親切に教えてくれた。
ほかにもやたらに話を続けようとしている。
間違えて乗ってしまった自分自身の動揺を抑えようとしているのが見て取れる。
ナビ役探偵A氏の解説
乗り間違えへの対応
実際の尾行でもこういうことはよくあるので、探偵は動揺してはいけない。
落ち着いて席を見つけ、切符と指定席券を買うこと。
そして、まだ行き先が判明していないなら、早くつきとめることだ。
空席はあったが、我々の場合はドア付近で立っていた。
乗務員への対応
車掌が来たので、A探偵が間違えて乗ったと話すと、「いいですよ」と言い残してそのまま立ち去ってしまった。
これは、全席指定車に乗ってしまい、満員で席が見つからない場合も、立っていれば乗務員には咎められないことを意味している。
話しかけて来た乗客のその後
先ほどの老婦人はその車掌から指定席券を買って座っていたが、また立ち上がってこちらに来て話しかけてきた。
我々は適当に受け流して、ナビ役探偵A氏は尾行技術の解説を続けた。
我々が話している内容、黒のスーツに耳の無線などから、その老婦人もようやく我々が普通の乗客ではないことを悟ったようで、席に帰っていった。
【JR大宮駅到着】
新幹線を降り、ここからはJR川越線で川越まで移動である。
ナビ役探偵A氏の解説
調査中に話しかけてくる人への対応
先ほどの老婦人のように、調査中の探偵に話しかけてくる人は結構多い。
普通の人、頭のおかしい人、ヤクザ、呼び込みなど、いろいろある。
対応は、下手に出てトラブルを起こさないのが基本。揉めると対象の注意を引く。
下手に出て受け流し、話したくないことをわかってもらう。
警察の職務質問の場合は、調査中の探偵という身分を明かす。
六本木などで張り込んでいると、黒人が話しかけてくることも多い。
下っ端がウロウロしていて、怪しまれるといっぱい集まってくる。
やがてスーツ着用のプロのボディガードがきて、笑顔で優しい声で「ナニシテンノ?ケイサツ?」などと聞く。
揉めるとどこかへ連れていかれるので、とにかくその相手とは関係ないこと、害がないことを説明するのが大切。
納得すればみんな散っていく。