【原一探偵事務所のプロ探偵の尾行技術リアルレポート】

ショッピングモールの見えない追跡者

尾行訓練風景

【新人尾行チームが撮った我々の写真】

左二人は広告代理店関係者、中央が私。
右二人の探偵の説明を聞きながらショッピングモール内を移動。
その様子を尾行チームが逐一無線で報告し、撮影記録する。

 

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車両尾行から徒歩尾行へ

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駐車場に車を停めて、我々はショッピングモールへ移動しました。

 

モールへの入り口付近で尾行者の新人探偵が大きなミスを犯し、鬼教官がどなりつけるのがイヤホンで聞こえました。

 

W探偵の説明を聞いて滞留しているわれわれのそばをすり抜けていったのです。

 

われわれが入り口付近で止まっているので、先を急いで中で待ち伏せしようと考えたのでしょう。

 

しかし、決定的場面の接写チャンスなどを除けば、探偵はターゲットに接近してはいけません。

 

怪しまれないまでも、記憶に残してはいけないのです。

 

かすかにでも記憶にあると、次に別の場所で見かけた時、一気に疑いに転じます。

 

しかし、ここでも距離を取るほど発覚のリスクは減るが、失尾のリスクは上がるというジレンマにぶつかります。

 

我々はモール内を歩き、尾行は継続されます。

 

我々の動きを逐一モニターするのが、無線のイヤホンから聞こえます。

 

「広場の真ん中で停止。周囲を見回してる、どうぞ。」

 

「ショッピングエリアに向けて進行再開。」

 

複数の人間が我々を観察しているのが声でわかりますが、姿は全く見えません。

 

二階の廊下にいるのでしょうか?

 

尾行されていることもわかっているし、尾行者の姿も知っているのに発見できません。

 

このあたりは新人とはいえ、さすがです。

 

尾行訓練風景

【撮影されたターゲットの私】

自分の行動がすべて報告されているのが、耳に装着したイヤホンから聞こえる。
しかし、見回しても探偵の姿は見えない。(顔を知っているにも関わらず)
いったいどこから見ているのか?…

 

店内へ移動

われわれはひとつのショップに入ります。

 

「○○ショップに入店します」

 

「その店に出口がいくつあるか、確認しろ」

 

鬼教官の指示が聞こえます。

 

出口が複数ある施設に入ると、単独尾行では失尾するリスクが一気に上がります。

 

探偵は我々の後で続いて入店したようですが、店内は棚が多く、確認できません。

 

W探偵が説明をくれます。

 

「ショップの買い物でいろいろわかることがある。」

 

「例えば、ドラッグストアでコンドームを買えば、間違いなく今日浮気する。」

 

「コンビニで飲み物を2個買えば、まもなく女と会うと予測できる。」

 

「素行調査が目的の場合は、万引きをしてないかもチェックポイントですね。」

 

この間も我々の様子が逐一モニターされています。

 

いったいどこから我々を見ているのか?

 

勘頼みで隣の棚の通路にぴょんと移動すると、探偵を発見しました。

 

何かを隠し、背を向けたのがわかりました。

 

W探偵が指摘します。

 

「今、探偵が変な動きをしましたね。あれがまずい。急に見られても変な動きをしなければバレなかった。本番だと探偵の顔は知らないわけだから。」

 

ターゲットが警戒している場合はこんなこともままあるでしょう。

 

素人が尾行するなんて、まったく非現実的なことが実感されてきました。

 

顔見知りが尾行するのも非現実的です。

 

まして、変装して自分の夫や妻を尾行するなんて、200%発覚か失尾に終わります。

 

徒歩尾行終了へ

店を出て駐車場に向かいました。

 

駐車場の入り口でもまだ観察されていることが無線でわかります。

 

W探偵が聞きました。

 

「どこにいるか、わかりますか?」

 

まったくわかりません。

 

「あっちですよ。」

 

指さした方向を見ると、駐車場の暗がりの柱の陰で人影が動きました。

 

「あれは動いたのがまずい。見られても動かなければ、バレなかったのに。」

 

W探偵が新人のミスを指摘しました。

 

ここで徒歩尾行は終了。

 

尾行訓練風景

【ショッピングモール内徒歩尾行終了】

ここでいったん区切り。皆が集まる。

 

尾行する側もされる側も集まってきて、次のプログラムの分乗チームを決めます。

 

ここからは、私が尾行する役割にチェンジです。

 

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