【原一探偵事務所のプロ探偵の尾行技術リアルレポート】

業界大手ハライチで尾行を実体験!

探偵ドライバー

【上掲写真: 尾行体験でドライバーを務めていただいた探偵W氏】

 

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プロの尾行とはどのようなものか?

 

「こっそり後をつけるぐらい、素人でもできるのではないか?」と思う人もいるかもしれません。

 

本当にプロはすごいのか?

 

業界大手の原一探偵事務所では、なんと尾行訓練を公開しています。

 

2015年6月26日、2回目の取材の際に、それに参加させていただけたので、写真入りでシェアします。

 

企業秘密を公開してしまうハライチ

原一探偵事務所では、本物の尾行演習を外部の人間に見せてくれます。

 

尾行訓練を公開することには、社内からも反対があったそうです。

 

「そんな企業秘密を公開してどうするんだ?!!」と。

 

それでも公開に踏み切ったところに2つの自信が見てとれます。

 

  • 「すごい!」と参加した人を感動させる自信
  • ライバル社が簡単に真似することは不可能という自信

 

自信があるから、記事を読んだ見込み客から信用してもらったり、優秀な人材が集まってくるメリットの方が大きいと判断したのでしょう。

 

ちなみにこの公開尾行訓練は準備とコストがかかるので、メディア取材など一部の対象にしか公開されていません。

 

個人のサイト作成者で2回目の取材で体験させてもらえた私はとてもラッキーでした。

 

体験者も無線でチームの動きを把握

無線写真

【各人携行の無線機: かなりデカい。イヤホンを装着。】

 

前半・後半で追われる側と追う側を体験します。

 

探偵全員と全車両に業務無線を装備し、連絡を取り合ってチームで尾行します。

 

体験者も無線を渡され、イヤホンで探偵たちの交信を聞きながら移動するので、彼らが何をしているのかわかります。

 

前半: 尾行される側を体験

新人探偵たち

【尾行演習に参加する新人探偵2人】

 

写真の二人は研修中の新人探偵さん。最初、この2人が私の乗った車(運転はW探偵)を尾行します。

 

場所は埼玉県の本社の4つある駐車場のひとつ(第三駐車場)。

 

都内は車庫スペースが高額なため、川越の田舎に大量の駐車スペースを確保しているのです。

 

車種もカラーもバリエ豊かに車が揃えられているのがわかります。

 

ここから首都圏・関東一帯に調査車両が出動していきます。

 

私が乗る車を運転するのは、W探偵。(このページの一番上の写真)

 

前回お会いした時、第一印象の温厚さ・普通人っぽさと現場事情の話になった時のタフガイぶりのギャップに魅了された方です。

 

W探偵がアクセルを踏み、今ワクワクの尾行体験がスタートしました。

 

やること多すぎで頭がパンクする車両尾行

車両尾行では、真後ろにつけるとすぐにバレるので、間に一般車両を数台はさみます。

 

町をたまたま走っていた他人の車をカモフラージュに使うわけです。

 

「あいだ2」というのは、間に2台入っているという意味です。

 

もう一台入れた時はすぐに「あいだ3」と無線で報告します。

 

間に入れる車両が多いほどバレる心配は減りますが、今度は失尾する(見失う)危険が増加します。

 

無線連絡により、探偵たちの頭の中で地図が共有され、互いの位置関係を把握しながら尾行が進められます。

 

「信号、黄で通過。ゆるやかなカーブでその先、赤」などと、信号や道路状況、ターゲットのウインカー情報などを早めに報告していきます。

 

しかし、無線にばかり気を取られていてはいけません。

 

一般車両が割り込んできたり、道路工事をやっていたり、パトカーに遭遇したり、さまざまなことが次々に起きてくるのに対応しないといけません。

 

運転にも注意を払わないと渋滞に巻き込まれて失尾したり、交通事故を起こしたり、パトカーに止められたりします。

 

細かいミスが頻発している様子で、鬼教官M探偵が注意しているのが聞こえます。

 

鬼教官

【ハードボイルドな印象の鬼教官M探偵】

 

私たちの車は道路の途中で右折のために停車しました。

 

左スペースが通り抜けに不足なため、尾行車は私たちの真後ろに「あいだ0」で停まってしまいました。

 

W探偵はわざとそうなってしまうように停車したようです。

 

教官の厳しい叱責の声が聞こえます。

 

車を運転するW探偵も言いました。

 

「うーん、ダメだね。本番なら疑われる。あと2回、別の場所で車を見られたら確実に尾行と判断される。」

 

対向車がなくなると我々は右折し、尾行車は直進して演習再開。

 

W探偵が言いました。

 

「車ができないと探偵は一流になれない。」

 

「そして、運転、無線、尾行、撮影を同時にこなせないとダメなんですよ。」

 

尾行体験はまだ半分も終わってないが、この段階で自分には車両尾行なんかとても出来ないと思いました。

 

運転しながらやることが多すぎます。

 

これが1時間ではなく、何時間も、時には何日も続くのです。

 

一瞬でも集中を切らしたら、失尾か、発覚か、交通事故です。

 

ショッピングモール駐車場へ

尾行訓練風景

【車を降りたW探偵(左)、私(中央)、広告代理店の女性(右)】

(尾行している新人探偵が撮影した写真)

 

尾行される側の我々の車はショッピングモールの駐車場に入ります。

 

尾行車はそのままついていってはいけないそうです。

 

ターゲットが疑いを持っている場合は、相手が待ち構えているところに行って、降車して顔を見せることになるからです。

 

徒歩尾行への移行継続は、きわめてリスキーになります。

 

チームの別の車に連絡して入ってもらい、直前に一番近くで尾行していた車は1周して時間をおいてから入るとのことです。

 

これひとつ見ても、単独尾行の無理さがよくわかります。

 

ついていけばバレるし、単独で時間をおけばショッピングモールの人混みの中で失尾する危険大です。

 

さらに言えば、尾行を巻くために、車を駐車場に置いたまま、タクシーを拾ったり、電車に乗ったりするターゲットもいるとのことです。

 

また、二人とも車でショッピングモールに行って待ち合わせ、片方の車に二人で乗り込んで、もう一台は駐車場の停めたまま、デートに出かける場合も多いそうです。

 

その場合、ターゲットが乗り込むのは、モール入りする前に追っていたのとは別の車かもしれません。

 

つまり、駐車している車を見張っていてもダメで、やはり人を追尾し続けねばならないのです。

 

ここでもやはり尾行の大変さを思い知らされました。

 

「ターゲットが新幹線に乗ろうが、飛行機に乗ろうが決して失尾しない。それがハライチの尾行なんですよ。」

 

W探偵は自信たっぷりにそう言いました。

 

決定的瞬間をシャッターに収めるまで、尾行は継続するのです。

 

ショッピングモールに入っていく我々を尾行チームも徒歩で追います。

 

つづき(徒歩尾行編)を読む

 

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