今回は人気の探偵ドラマ「ネメシス」を紹介します。
探偵をテーマにしたドラマ、映画、小説は昔から人気ジャンルのひとつです。
当サイト専属ライターの鹿間が、おすすめの作品を厳選して要約をお届けします。
今回は日本テレビで放送中の「ネメシス」。
タイトルはドラマの中の探偵事務所の名前ですが、ギリシャ神話の女神の名から取られたものです。
不正の糾弾・神罰を擬人化した女神なのだとか。
どんなドラマなのでしょうか?
それでは早速、わかりやすく解説していきましょう。
探偵社「ネメシス」で働く個性豊かな探偵が毎回難事件を解決していくストーリー。
メインキャストは、櫻井翔演じる探偵の風真尚希(かざまなおき)、広瀬すず演じる助手の美神アンナ(みかみあんな)、江口洋介演じる大ベテラン探偵の栗田一秋の3人。
風真は頼りない性格でちょっとポンコツではあるが、人望だけはある。
美神は少し強引で向こう見ずな性格だが、他の人には真似できない天才的なひらめきを持っている。
頼りない風真にとってはとても頼りになる存在だ。
風真、美神はお互いに足りない部分を補い、サポートし合いながら次々と引き起こされる難事件に挑んでいく。
1つひとつの事件は実はそれぞれが繋がり、最終的には大きな1つの謎へとつながっていく。
探偵事務所ネメシスに女医の上原黄似子が依頼者として訪れる。
黄似子は自分の雇い主である澁澤火鬼壱が命を狙われている可能性があるが、誰に命を狙われているのかははっきり分からない、と助けを求めてくる。
ネメシスのメンバーにとって初めての仕事だ。
火鬼壱の豪邸に乗り込むが、火鬼壱の自分勝手な態度に呆れる3人。
そして火鬼壱の誕生日パーティが開催される。
パーティ終了後、火鬼壱は6人の恋人の前で遺産は黄似子にも分配すると発表し、恋人たちは激しく反論する。
そこで火鬼壱は突然宝探しゲームをすると言い始める。
宝は新しい遺言書だ。
この遺言書をいち早く見つけた者に屋敷を相続させるという。
その日、風真とアンナは火鬼壱の豪邸に泊まることになる。
普段は自室に鍵をしない火鬼壱だが、その日はなぜか鍵をしていた。
不審に思いドアを開けようとするものの、開かない。
風真が無理やりドアを開けると火鬼壱が死んでいた。
死体のそばには血のついたゴルフクラブとダイイングメッセージが。
その内容は「悪しきゴルフクラブ巫女は冬のごとき殺意のダンスとともに今夜凍りつく、犯人は黄似子だ」
犯人をはっきりと示すダイイングメッセージだったが、現場には不可解な点があった。
それに気が付き謎を説いていくネメシスメンバーたちだったが…
探偵事務所ネメシスで働く探偵。
すでに探偵を引退した社長の栗田一秋にかわって依頼を受け、事件を解決する。
人望があり周囲の人間はついついたらしこまれてしまう。
その人柄から、刑事たちから色々な情報を聞き出せる。
スマートな探偵とはいえないが、周囲からのサポートもあり難事件を解決していく。
探偵事務所ネメシスで働いている風真探偵の助手だ。
父親の美神始が失踪してからは20年前に起きたとある事件との関係性について調べている。
父親の捜索に協力することを約束した風真を頼りネメシスで働き始める。
好奇心旺盛で少し向こう見ずなところがあるが、類まれな閃きで風真をアシストする。
「アンナ、入ります」を合図に閃き、事件の真相に迫る。
探偵事務所ネメシスを支える大黒柱であり社長だ。
アンナの父とは親友で、ある約束をしたことからアンナをそばで守っている。
風間に探偵業を任せて引退したが、風真やアンナを影で支えている。
20年前に起きた事件についてなにか知っている人物の1人だ。
頭脳明晰な大学生で、アンナとは親友という間柄。
大富豪殺人事件の犯人逮捕における功績が認められたこともあり、風真の探偵としての能力を買っている。
「あぶない刑事」の鷹山敏樹刑事に強く憧れている。
神奈川県警捜査1課、千曲の相棒刑事で、風真を信用してはいないが、推理にはいつも納得している。
「危ない刑事」の大下勇次刑事に強く憧れている。
アンナの父親で失踪中。
探偵事務所ネメシスの社長である栗田とは親友の間柄。
美神始が大学で研究していた内容はとても大きな謎となっている。
第1話で登場する医師で、火鬼壱の遺言によって遺産を受け取る権利を得る。
美神始の大学の同僚で、謎多き人物。
20年前の事件になにか関係のありそうな役柄ではあるものの、まだまだ謎だらけだ。
ドラマ「ネメシス」の見どころをご紹介していく。
ネメシスにはなんと全話合わせると75人以上というたくさんのキャストが出演している。
放送ごとに今回は誰がキャスティングされているのか、と楽しみになるのもメネシスの大きな見どころの1つだ。
ネメシスの中で起こる事件は、全て推理小説家たちがトリックを監修している。
「それはさすがに無理があるんじゃ…」というようなレベルのトリックではなく、しっかりと練り込まれたトリックだからこそ観ている人は驚かされるし納得で、事件が解決した時にはすっきりする。
ネメシスは1話完結ではあるが、実は20年前に起きたある事件の謎のヒントがそれぞれの回に散りばめられている。
最終回に向けて少しずつ20年前の謎のヒントたちが繋がり、衝撃の展開を迎える。
無関係のはずの事件が連鎖し、繋がり、そこから見えてくる真実に視聴者は驚かされる。
探偵ドラマはワクワクしますが、作品に描かれる探偵と現実の姿には大きなギャップがあります。
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