今回は人気の探偵ドラマ「シャーロック」の概要を紹介します。
探偵をテーマにしたドラマ、映画、小説は昔から人気ジャンルのひとつです。
当サイト専属ライターの鹿間が、おすすめの作品を厳選して要約をお届けします。
このドラマはアーサー・コナン・ドイル原作の名作を、現代日本を舞台にアレンジした作品。
でも単なるリメイクではなく、生粋のシャーロックファンも唸らせるユニークなシナリオ作りをしています。
それでは早速、どのようなドラマなのかをわかりやすく解説していきましょう。
世界中で長く愛されており、最も有名だと言っても過言ではないミステリー小説「シャーロック・ホームズ」シリーズ。
このシャーロック・ホームズを現代の日本を舞台に置き換えてドラマ化したのが「シャーロック」だ。
シャーロック・ホームズのホームズにあたる役をディーンフジオカさん、相棒のワトソンにあたる役を岩田剛典さんが演じている。
このイケメンコンビがおくるドラマということもあり話題になったが、もちろんビジュアルだけではなくその内容もまた面白さの詰まったものになっている。
誉獅子尾は小さな頃から、ごく普通の人間が突如として犯罪者に変貌する心の動き、人間そのもののもつ原罪に魅力を感じていた変わり者だった。
学生の頃から様々な謎多き事件や解明不可能な謎を解決してきた自他ともに認める天才だ。
ただ、天才である一方で獅子尾自身もなにかの拍子に犯罪者になってもおかしくないと自覚するほど、犯罪衝動に駆られる危険な人間でもある。
事務所を構えるわけではなく、様々な人たちからの調査依頼を受けながら、自分が興味のあるものだけを請け負う自由人。
そんな獅子尾が精神科医である若宮潤一とともに様々な難事件を解決に導く。
原作におけるシャーロック・ホームズにあたる人物。
フリーランスの犯罪捜査専門コンサルタントだ。
幼少期から人間の心理、原罪に興味をいだき、学生時代にはすでに事件や謎を解いてきた天才。
自由気ままな性格で自己中心的だが誰もが認める天才で、天才が故の悩みも抱える謎多き人物。
原作におけるジョン・ワトソンにあたる。
ホームズの相棒で病院に勤務している精神科医だ。
常識人でありながらも繊細で少年のようなガラスのメンタルの持ち主。
原作におけるレストレード警部にあたる。
警視庁刑事部捜査一課警部で捜査能力はあまり高くないものの、自信だけはある。
獅子尾のもとに事件を持ち込んで、獅子尾の捜査の手助けをしているつもりだが邪魔ばかりしてしまう。
くせの強い刑事。
原作におけるグレグスン警部。
警視庁捜査一課の巡査。
調子に乗る江藤刑事の推理を冷たすぎるほど冷静に受け止めつつ解決に導く極めて優秀な部下だ。
原作におけるベイカー街遊撃隊の諜報係。
スケボーを愛用している謎多き情報屋で、変わり者で自己中心的な思考の獅子尾にとってよき理解者でもある。
ダーリントンの替え玉事件におけるアイリーン・アドラーにあたる。
法律事務所所長で敏腕弁護士だ。
獅子尾とは犬猿の仲であるように見えるが…
青木藍子が所長を務めるダーリントン法律事務所のアルバイト。
原作におけるモリアーティにあたる。
天才的な頭脳、カリスマ性を持ち合わせているが多くの人の人生を狂わせる謎多き人物。
原作におけるマイクロフト・ホームズにあたる。
獅子尾に情報を渡したり、サポートをする人物。
獅子尾に冷たく接する一方で肉親としての愛情は極めて深い。
第1話のゲストで、消化器内科医で若宮の友人。
妻と娘を残して亡くなる。
第一話のゲストで赤羽栄光の妻だ。
容姿端麗で完璧な妻だったが、愛する夫(栄光)を突然亡くしてしまう。
「シャーロック」は見どころ満載のドラマだ。
シャーロックの見どころをご紹介していく。
シャーロックは原作においてはストーリーの1つとしてではなく、あまり注目されなかった事件をモチーフにしている。
原作内で事件名、事件の概要などが少しだけ触れられている程度で、詳細は物語として書かれなかったいわゆる「語られざる事件」というものがある。
この語られざる事件がこのドラマのモチーフになっているのだ。
第1話で、若宮の古い友人であり、転落死をした医師の内臓からはパセリとバターが検出された。
これは原作内の「六つのナポレオン像」における会話で出てきたものだ。
原作内における会話、わずかな一場面をネタ元にしていることが生粋のシャーロック・ホームズのファンをも夢中にさせている所以だ。
シャーロックの脚本を担当したのは井上由美子さん。
この井上由美子さんは「GOOD LUCK!!」「エンジン」「白い巨塔」「14才の母」「昼顔」など大ヒットドラマの脚本を担当してきた。
若者向けのドラマから、お硬い作品まで幅広く担当しており、それらが次々に大ヒットしている。
その井上由美子さんが脚本を担当している、というだけでも大きな見どころになっているのは間違いない。
ドラマ終幕後すぐに続編、映画化への期待の声が上がった。
それほどまでにシャーロックは多くの視聴者を虜にしたということだが、その視聴者たちの期待に応えるように映画化されたのが「バスカヴィル家の犬」。
このバスカヴィル家の犬は、原作シリーズにおける最高傑作と評価されている。
シャーロック・ホームズシリーズの中でも特にホラーな雰囲気が漂っている。
探偵ドラマはワクワクしますが、作品に描かれる探偵と現実の姿には大きなギャップがあります。
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