探偵が早すぎる

探偵が早すぎる

探偵をテーマにしたドラマ、映画、小説は昔から人気ジャンルのひとつです。

 

当サイト専属ライターの鹿間が、おすすめの作品を厳選して要約をお届けします。

 

今回の「探偵が早すぎる」は、井上真偽によるミステリーがテレビドラマ化された作品。

 

2018年に第1シリーズ「探偵が早すぎる」、2019年にSPドラマ、そして現在「探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り」が放送されています。

 

それでは早速、「探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り」がどのようなドラマなのかをわかりやすく解説していきましょう。

 

「探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り」概要

第1シリーズでは、家政婦の橋田と二人暮らしをしていた一華が父の遺産5兆円を相続し、その遺産を大陀羅一族に狙われる。

 

その大陀羅一族から一華を守るために、家政婦の橋田が早すぎる探偵千曲川を雇う。
お金もなく自堕落な生活をしている一方、圧倒的な推理力と観察力で犯人の殺人トリックをトリックで仕返しする。
このトリック返しにより事件を未然に解決する凄腕探偵だ。

 

春のトリック返し祭りでも、相変わらず自堕落に飲み歩いていた千曲川。
そんな千曲川の前に美津山秋菜が現れる。

 

秋名は美津山財閥の会長で、どうやら美津山家の遺産相続トラブルに巻き込まれているようだ。

 

この遺産の相続人になった一華。
前作では父親の遺産5兆円を相続した一華だったが、今作では美津山家の遺産2000億円を相続することになる。
またしても相続した遺産が原因で命を狙われることになる。

 

もちろん一華は千曲川に守ってもらうことになり、相変わらずのキレキレの推理と観察力で事件を未然に防ぎトリック返しを披露する。

 

キャスト

千曲川 光…滝藤 賢一
千曲川光は犯罪を未然に防ぐ探偵。
お調子者で適当な生き方をしている一方で探偵としての能力は極めて高い。
年齢国籍ともに不明の謎多き人物で「トリック返し」をモットーにしている。

 

千曲川の類まれな推理力、観察力によって、犯人はターゲットに仕掛けようと思っていたトリックを自らがかぶってしまう。

 

十川 一華…広瀬 アリス
前作で千曲川の活躍によって父親から相続した5兆円を手にしたが、別の財閥の遺産2,000億円も相続することになる。
その2000億円をまた狙われてしまう。

 

橋田 政子…水野 美紀
一華の家政婦で冷静沈着でクールなキャラクター。
千曲川、十川の調子乗りな言動を客観的かつ鋭くツッコむ、なくてはならない存在。

 

美津山 秋菜…宮崎 美子
三ツ山財閥の会長。
遺産相続トラブルで自分が命を狙われていることに気づき、千曲川に助けを求める。

 

美津山 宗介…萩原 利久
大谷 和馬…塩野 瑛久
美津山 葉子…木下 彩音
中村 真央…新條 由芽
美津山 二郎…和田 正人
美津山 成美…MEGUMI
美津山 明日香…ソニン
美津山 純三郎…永野 宗典

 

探偵が早すぎる 春のトリック祭りみどころ

「探偵が早すぎる 春のトリック祭り」は全シリーズ同様にみどころ満載だ。
それでは、探偵が早すぎる 春のトリック祭りのみどころをご紹介していく。

 

みどころ1「シュール過ぎるほど起きない事件」

探偵が早すぎるの基本的な設定は、事件が発生する前に千曲川が事件を未然に防ぐというものだ。
事件を未然に防ぐなら事件が発生しない。

 

それならばなにも起きないのではないか?
と観たことがない方は思うかもしれないが、事実そうなのだ。

 

例えば、金目当てで一華の殺害を企てる大陀羅一族だが、早すぎる探偵である千曲川によって阻止されてしまう。
犯人はトリックなどなにも仕掛けていないにも関わらず、千曲川がいち早くすべてを暴いてしまい、依頼主の一華に至っては自分が命を狙われていることにすら気が付かないのだ。

 

こんなドラマ、なにが面白いのかと思われるかもしれないが、事件を未然に防ぐために誰も気が付かないような小さな小さな犯人のミスも逃さず、そのミスから論理的に推理を積み上げていく千曲川の姿はとにかく観ていて痛快の一言に尽きる。

 

犯人が犯行に及び、その証拠を集めて、最後に犯人をビシッと突き止めるという従来の探偵ドラマももちろん面白いし痛快だ。

 

ただ、そういう探偵ドラマに慣れている視聴者にとっては、こういった今までにはない展開や、ドラマの隅々まで見逃さずに自分でも推理をしたいと思う欲求を抑えられなくなる。

 

事件が起きる前に色々なところに目を光らせて、色々なことに気が付くためにはドラマが始まってから終わるまで気を抜くことができない。

 

みどころ2「スーパー家政婦 橋田政子」

前シリーズにおいてもその存在感が際立ったスーパー家政婦橋田政子。
春のトリック返し祭りでも水野美紀さんが演じる。
数々の資格や免許を習得しているスーパー家政婦であり、クールな性格で千曲川と一華に的確なツッコミを入れる3人の掛け合いは今作でも大きなみどころの1つだ。

 

少し話は脱線するが、前作では一華役の広瀬アリスさんと、橋田政子役の水野美紀さんがあまりにも似ていると話題になった。
確かに、とても良く似ているがキャラクターの性格としては正反対だ。

 

みどころ3「敵キャラの愛くるしさ」

探偵が早すぎるは全シリーズにおいてもだが、敵キャラに嫌味がない。
これまでの探偵ドラマにおける敵キャラといえば、妬み、嫉み、恨みが凄まじいものだった。

 

異常なほどの憎悪に満ちた犯人や、歪んだ人間性などが前面に出てくる。
しかし、探偵が早すぎるに出てくる敵キャラだが2018年放送の第1シーズンだと大陀羅一族になるのだが、欲にまみれているものの演じている俳優陣をはじめ設定的にとてもコメディ感が強くどこか愛くるしさを感じる。

 

敵キャラなのについ応援したくなるようなドジで抜けている姿はみどころの1つだといえる。

 

みどころ4「十川と千曲川の行く先」

コメディ感が強すぎてついつい忘れてしまいがちだが、十川と千曲川は男女であり今後どのような関係性になっていくのか気になる部分もある。

 

十川は千曲川に何度も命を助けてもらっているのと同時に、神出鬼没でありながらキレキレの頭脳を持つ千曲川なのだから次第に魅力的な人間だと気がついてもおかしくない。

 

これまでの探偵ドラマなら、探偵と依頼主の女性がそれ以上の関係に発展するというのも珍しくなかった。
ただ、これまでの探偵ドラマとは違うタイプの「探偵が早すぎる」だからこちらが予想した通りの展開に発展するとは限らないから面白い

 


本物の探偵にご興味は?

探偵ドラマはワクワクしますが、作品に描かれる探偵と現実の姿には大きなギャップがあります。

 

本物の探偵の仕事内容や技術を知りたいと思いませんか?

 

当サイトでは探偵社への取材に基づく情報を多数収録しています。

 

お楽しみください!

 

 

おすすめの探偵社

札幌発祥で全国展開に至った異色の探偵社です。

 

周到な準備をして調査し、臨場感あふれる報告書を作成してくれます。

 

料金は安い方ではないですが、しっかりした探偵を探している方にはおすすめです。